宝石業界こぼれ話　宝石・金・プラチナ　by Sam

2016/08/23

神奈川県に在る、金・プラチナ・銀の精錬所を訪れた。この会社は、2007年にダイヤモンド社出版の本に紹介された。廃棄になった携帯電話やPCから、わずかな「金」を取り出し、事業化したことで有名になったのである。「貴重な資源を大切に再利用、再生する理念」に基づいた取り組みに経済界が注目したことが背景にあった。

日本の宝飾業界も、バブル時代の大量生産、大量販売ではなく、21世紀になって循環型社会が到来し、使わないジュエリー、壊れたジュエリーを再活性する事を大切にし始めた。これが、日本国内の巷で目に付く「金・買取ります」の看板に象徴される。

特に６０歳以上の女性の多くは、デザインが古く引き出しに入ったままのジュエリーを複数個（２０点以上の人は、ヘビーユーザー）持っている。もったいない！！

そこで、デザインのリフォームも考えられる。また、「仕上げ直し」するだけで生きてくるものもある。また、全く使わないものは、精錬所で溶かして純金にして買い取る事もできる。こうしたサービスは、香港では日本ほどポピュラーではないけれど、必ず香港（中国も）の消費者も、この循環型思考を大切にするときが来ると思う。そこで、私も不要な金・プラチナの買取り、ジュエリーのリフォームにもっと真剣に取り組んで行く事にした。ましてや、消費税も関税もない香港、日本のマイナンバーは直接関係のない香港だから、日本からの旅行者にもお役に立てる。相談がある場合は、下記のアドレスに！以前の指輪新しくリフォームしたアメジストの指輪