柔道を始める前に知っておきたい18のこと 第4回

2019/03/20

第4回「柔道で進学する!」

 

高校からスカウトが来るケース

中学校の各都道府県大会で上位入賞をすると高校からスカウトが来る場合があります。

例えば中学生の県大会で3位以上に入ると県内または近県の高校柔道部から声がかかる可能性があり、全国大会でベスト8以上に入賞すると全国の強豪校から声がかかる可能性が高くなります

 

 

大学からスカウトが来るケース

高校の全国大会でベスト16以上に入賞すると大学の強豪校からスカウトが来る可能性が高くなります。

 

 

結果を残せなくてもスカウトが来るケース

どのスポーツでも言えることですが、高校No.1プレイヤーが大学やその後の社会人、プロの世界でNo.1になれるとは限りません。

このことは柔道の世界でも同じです。ですから、スカウティングする監督たちは、試合には負けたけどいい技を持っている選手、全国でも有名な強豪相手に良い試合をした選手たちにも積極的に声をかけ、結果よりもその選手の持つポテンシャルを重視するようになってきています。

選手としては日頃から自分の柔道スタイルを追求し磨き上げ、それを試合で遺憾なく発揮することが結果を出すことよりも大切なことと言えます。

 

 

柔道が強い高校

直近10年間でインターハイ入賞回数(3位以上)が多い高校は右上の通りです。男子は東京都の高校が全国でも存在感を示している一方で、女子は各都道府県の強豪校が全国大会制覇を競っている構図が読み取れます。

(東建柔道プロジェクト調べ)

(東建柔道プロジェクト調べ)

 

 

柔道が強い大学

直近10年間で全日本学生柔道優勝大会入賞回数(3位以上)が多い大学は以下の通りです。男子の東海大学は過去10年間で9回優勝、女子では山梨学院大学が7回優勝とそれぞれ圧倒的な強さを誇ります。

Capture(2)_柔道

(東建柔道プロジェクト調べ)

 

 

文武両道のススメ

柔道で常に全国大会上位入賞の競技レベルが維持できれば、中学から大学まで、さらには社会人まで受験や就職活動を一切せずに、下手すれば一度も鉛筆を持たずにエスカレーター式に進学、就職することができます。子どもたちからしたら大好きな柔道を頑張るだけで受験せずに大学に入れるんですからこんなにおいしい話はないはずです。

しかし、柔道の選手寿命は長くはありません。つい最近では、オリンピック金メダリストの松本薫さんが31歳の若さで引退を決意したのが良い例です。柔道をやっている子どもたちにとって柔道で強くなることは一番大切なことです。でも本当に大切なことは柔道の競技生活を終えてから次々にやってきます。これについては多くの柔道選手たちが身をもって感じてきたことです。

 

柔道で培ったものをいかに人生に活かすことができるか…

 

子どもたちの周りにいる親御さんや指導者は常にこのことを意識しなければなりません。

 

 

 


筆者プロフィール

宮坂 龍一(みやさか りゅういち)
柔道参段。講道館で柔道を始め、暁星中高、筑波大学と柔道部に所属。元柔道香港代表U-17・U-12コーチ、2017年柔道日本マスターズ73kg級3位。

 

サタデーキッズ柔道クラス

場所:九龍柔術
住所:11/F., Park Hovan Commercial Bldg., 18 Hillwood Rd., Jordan
時間:毎週土曜日 3~6歳クラス 9:10~10:10、7~12歳クラス 10:15~11:30
指導言語:英語(メイン)、日本語、広東語
月謝:HKD600
最寄駅:佐敦(ジョーダン)駅D出口より徒歩5分
問い合わせ:[email protected]または(852)6647-7164(宮坂まで)

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