柔道を始める前に知っておきたい18のこと 第3回

2019/02/20

第3回「オリンピックへの道のり」

 

五輪メダリストも実は高校生デビュー!?

これまでオリンピックや世界選手権で活躍してきた選手のプロフィールを見ると、多くは3歳~5歳のときに柔道を始めています。このようなデータを見てしまうと、「やっぱり小さい頃から始めなきゃダメなんだ」とうな垂れてしまうかもしれませんが、どうか顔を上げてください。バルセロナ五輪銀メダリスト、全日本選手権7回優勝の小川直也は16歳のときに高校で柔道を始めました。シドニー五輪銀メダリストの篠原信一は13歳のとき中学校の新設の柔道部で柔道を始めました。柔道は競技年数で争うわけではありませんので、いつどこで才能が開花するかは初めてみないと分かりません。

 

 

学校の柔道部に入ろう

小学校の部活動に柔道部があるところは少ないので、幼稚園児や小学生の場合は近所の町道場に通う必要があります。中学校、高校では柔道部があればそこで練習をすることになりますが、柔道部がない場合は引き続き町道場で練習を続けることになります。試合には通っている学校の名前を使って出場します。ちなみに世界選手権2連覇中の阿部一二三選手の通っていた高校は全国レベルにないながらも個人としてはインハイ2連覇を果たしています。

 

 

大学の成績が大事、でもまずは高校で上位を目指せ

日本の柔道界で上に行くには大学4年間での成績が最も重要になります。そして、大学の全国大会、いわゆるインカレで上位8校に入る大学は毎年ほぼ同じ面子となっていて、それらの柔道部に入部することが日本代表への一番の近道になります。では、それらの大学柔道部に入るにはどうすればいいかというと、高校時代に年に3回ある全国大会のどれかの大会で上位(ベスト8以上)に入ることが望まれます。

 

 

日本代表選考大会は2つある

「日本で一番ハードな大会です」

「日本で一番ハードな大会です」

インカレでベスト8以上になると講道館杯という大会に出場できます。これは日本代表一次選考会に位置づけられている大会で高校、大学、社会人の上位入賞者のみが出場できる日本で最もハイレベルな大会です。この大会に出場できるだけでも一流選手と称されるに値しますが、ここで3位以上の成績を残すと、日本代表最終選考会となる選抜体重別選手権へとコマを進めることができます。

 

 

国際大会で結果を出していざオリンピックへ

選抜体重別選手権で見事優勝するとオリンピックの代表権獲得にグッと近づけます。「え、優勝しても代表権に近づけるだけなの?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。ご存知の通り、世界大会では外国の選手と戦うことになり、海外の大会での成績、つまり外国人選手との相性が重要になります。上記で挙げてきた大会はすべて日本国内のもので、もちろんそこで成績を残すことは簡単ではありませんが、結局は海外で強い選手が日本代表に相応しいのです。一年を通して世界各地で開催されている国際大会で結果を出しつつ、国内の代表選考会で優勝した選手だけが晴れてオリンピックの舞台へと上がれるのです。

 

 

さあ、柔道を始めよう!

サタデーキッズ柔道クラスでは3歳~12歳の子どもたちを対象に柔道で必要な体力づくりから立技、寝技などの技術、礼儀作法までを私が直接指導しています。運動神経の良い悪いは全くの不問、初心者大歓迎となっていますので、誰でもお気軽に参加していただけます。

 

 


筆者プロフィール

宮坂 龍一(みやさか りゅういち)
柔道参段。講道館で柔道を始め、暁星中高、筑波大学と柔道部に所属。元柔道香港代表U-17・U-12コーチ、2017年柔道日本マスターズ73kg級3位。

 

サタデーキッズ柔道クラス

場所:九龍柔術
住所:11/F., Park Hovan Commercial Bldg., 18 Hillwood Rd., Jordan
時間:毎週土曜日 3~6歳クラス 9:10~10:10、7~12歳クラス 10:15~11:30
指導言語:英語(メイン)、日本語、広東語
月謝:HKD600
最寄駅:佐敦(ジョーダン)駅D出口より徒歩5分
問い合わせ:[email protected]または(852)6647-7164(宮坂まで)

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