柔道を始める前に知っておきたい18のこと 第2回

2019/01/23

第2回「柔道とカラダ」

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柔道をやっている人はカラダがゴツい!?

世間では昔から、柔道をやっている人は体がゴツいと思われがちです。事実、多くの柔道選手たちは体がゴツいです。なぜ、あんなにゴツくなるのでしょうか。そして、どうやったらゴツくなれるのでしょうか。そもそも、ゴツくないと柔道はできないのでしょうか。

 

 

なぜゴツくなるのか

柔道は基本的に相手と組み合う時間が長い競技です。ですから、練習中や試合中の多くの時間、相手の襟と袖を握っていることになります。見ている人には分かりませんが、実はこの「組む」という動作がとても疲れます。

歯医者に行きたくない子どもを無理やり引っ張って連れて行こうとするとすごく疲れるように、柔道では投げられたくない人を投げようとしたり、逆に相手に投げられまいと腕を突っ張ったりするので、腕(前腕)や胸、肩、背中周辺の筋肉が嫌でも駆使されます。その結果、自然と胸元や肩の辺りがゴツくなるのです。

 

 

みんなゴツくなっちゃうのか

高校で柔道部に入ると体がゴツくなってきます。練習量、筋力トレーニングの量が増えてくるのが高校生の頃だからです。中学校の柔道部や、学校の柔道の授業で練習をするだけではゴツくはなりません。

 

 

ゴツくないとダメなのか

そもそも柔道は体重別に試合が行われますので、自分の体格にあった階級で試合に出場できます。主催者や大会の規模によって体重区分が変わりますが、地区レベルでの小学生部門では28kg以下級や全国大会レベルでも中学生女子では40kg以下、男子では50kg以下級など軽い階級もちゃんと設けられています。ですからゴツい必要は全く必要ありません。

 

 

ゴツくないと強くなれないのか

柔道が強い人たちは体がゴツいのは事実です。ただ、はじめからゴツかった人はいません。リオ五輪90kg級の金メダリストのベイカー茉秋(ましゅう)選手は小学生の頃、体重が40kgもありませんでしたが、高校時代に急成長し90kg級で高校タイトルを総なめしました。また2018年世界柔道女子48kg級金メダリストのダリア・ビロディド選手は172cm48kgの美ボディの持ち主で全くゴツい要素がありませんが強いです。両選手については是非Googleで検索してみてください。

 

 

柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)

この言葉は柔道の世界ではよく使われる言葉で「柔軟性やしなやかさによって、剛強なものを押さえつける」という意味があります。つまり、体の小さい人が大きい人を豪快に投げ飛ばすことこそが柔道の極意であり、醍醐味なのです。ただし、基礎体力作りや怪我の防止のためにハードなトレーニングが行われるため、結果的に体がゴツくなる可能性は高くなります。

 

 

さあ、柔道を始めよう!

サタデーキッズ柔道クラスでは3歳~12歳の子どもたちを対象に柔道で必要な体力づくりから立技、寝技などの技術、礼儀作法までを私が直接指導しています。運動神経の良い悪いは全くの不問、初心者大歓迎となっていますので、誰でもお気軽に参加していただけます。

 

 


筆者プロフィール

宮坂 龍一(みやさか りゅういち)
柔道参段。講道館で柔道を始め、暁星中高、筑波大学と柔道部に所属。元柔道香港代表U-17・U-12コーチ、2017年柔道日本マスターズ73kg級3位。

 

サタデーキッズ柔道クラス

場所:九龍柔術
住所:11/F., Park Hovan Commercial Bldg., 18 Hillwood Rd., Jordan
時間:毎週土曜日 3~6歳クラス 9:10~10:10、7~12歳クラス 10:15~11:30
指導言語:英語(メイン)、日本語、広東語
月謝:HKD600
最寄駅:佐敦(ジョーダン)駅D出口より徒歩5分
問い合わせ:[email protected]または(852)6647-7164(宮坂まで)

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