柔道を始める前に知っておきたい18のこと 第1回

2018/12/27

第1回「なぜ今、柔道なのか?」

 

「カツアゲはドリブルじゃかわせない。」

この言葉は、伝統的にサッカー部が人気だった私の高校で、当時の柔道部部長が新入生部活説明会で使った煽り文句です。

その年は、この言葉に煽られた新入生が15人も柔道部に入部しました。私もそのうちの一人でした。

柔道にはいろんな夢があります。

オリンピックで金メダルを取るという夢、身体が強くなるという夢、礼儀正しい人間になれるという夢、カツアゲに怯えずに済むという夢・・・

身近な夢から遠い先の夢まで、それらすべてが柔道を始める立派なキッカケになります。

何か新しいことを始めるときのキッカケはシンプルなほうがいいんです。

ただ、物事を長続きさせるためにはそのものの本来の意義や目的というものを知らなければなりません。ちなみに、冒頭の新入生15人は卒業するころには2人になりました。私はそのうちの一人でした。

 

 

柔道は単なるスポーツではない

皆さんもご存知のように、柔道は武道です。

武道に分類されるからには奥が深く、言葉で説明するのも簡単ではありません。

そこで、グーグル先生に柔道について説明してもらいました。

 

“今日ではスポーツ競技・格闘技にも分類されるが、講道館柔道においては「精力善用」「自他共栄」を基本理念とし、競技における単なる勝利至上主義ではなく、身体・精神の鍛錬と教育を目的としている”

 

さすが先生、無駄な言葉が一切ありません。

しかし、簡潔にまとまっている割には見慣れない熟語が多いせいか「分かりにくい!」と思った方も多いかもしれません。

そのような方には、柔道とはただ投げて勝って金メダルを取ればいいというスポーツではないということを覚えてもらえればOKです。

 

 

なぜ今、柔道なのか?

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前述の通り、柔道には本来の目的の中に「身体・精神の鍛錬と教育」が含まれています。これは、ボールをゴールに入れることが目的とされているような他のスポーツと大きく異なる部分です。

柔道では常に礼儀を重んじるといわれている理由もここにあります。

ですから、柔道の先生たちは子どもたちの技術的なミスよりも挨拶、返事、人の話を聞くときの姿勢などにとても厳しいです。なぜなら先生たち自身もそうやって先生の先生たちから指導されてきたからです。

今、学校でこのような礼儀の指導をしてくれる先生がどれだけいるでしょうか?

スマホやネットの普及により人の目を見て話をしなくなった、聞かなくなった子どもたちが増え、かれらを教育するのは簡単ではありません。

そんな時代だからこそ、柔道の精神が子どもたちの教育、人間形成に役立つのです。

畳の上では嘘をつけません、お互いに組み合えば相手の性格や気持ちがよく分かります。

今、私たちが疎かにしがちな人と人との繋がりというものを柔道が構築してくれます。

 

 

さあ、柔道を始めよう!

サタデーキッズ柔道クラスでは3歳~12歳の子どもたちを対象に柔道で必要な体力づくりから立技、寝技などの技術、礼儀作法まで丁寧に指導しています。運動神経の良い悪いは全くの不問、初心者大歓迎となっていますので、誰でもお気軽に参加していただけます。

 

 


筆者プロフィール

宮坂 龍一(みやさか りゅういち)
柔道参段。講道館で柔道を始め、暁星中高、筑波大学と柔道部に所属。元柔道香港代表U-17・U-12コーチ、2017年柔道日本マスターズ73kg級3位。

 

サタデーキッズ柔道クラス

場所:九龍柔術
11/F., Park Hovan Commercial Bldg., 18 Hillwood Rd., Jordan
時間:毎週土曜日 3~5歳クラス 9:10~10:10 6~12歳 クラス 10:15~11:30
指導言語:英語(メイン)、日本語、広東語
月謝:HKD600
最寄駅:佐敦(ジョーダン)駅D出口より徒歩5分
問い合わせ:[email protected]または(852)6647-7164(日本語)

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