太子のペーパーナプキンアート教室「I Can Creation」

2014/03/03

ペーパーナプキンアート教室

日本でも人気の高いハンドメイドアート。香港にも様々なハンドメイド教室があり、英語や日本語でレッスンを受けられるものも多い。そんな中、モンコックに新たにハンドメイド教室「I Can Creation」がオープンした。

店内の様子

ハンドメイドに使われる小物

ナプキンアートの流れ今回編集部が体験したペーパーナプキンアートをはじめ、デコパージュ、スクラップブッキング、オリジナルトートバッグの作成など、様々なハンドメイド体験ができる同教室。場所は、MTRプリンスエドワード(太子)駅A出口から徒歩5分ほどの、ネイザンロードに面したビルの12階。教室のオーナーと、先生であるKarlyさんは10年ほど前からペーパーナプキンアートにハマったそうだ。いずれ教室を開きたいと考えた彼女は、教師資格を取ったり、海外のハンドメイド教室などを見学するなど、様々な技術を身につけてきた。この度、ご家族の都合で香港に落ち着くことが決まったため、一年前から開講の準備を始め、半年前に念願のハンドメイド教室「I Can Creation」をオープンした。教室の中には先生が作ったという様々な作品が飾られており、センスの良さがうかがえる。「たくさんの人に見てもらい、『ナプキンアート』はただの遊びではなく、日常生活にも使えることを知って欲しい」と先生は語る。同教室の最大の特徴は、授業時間が決まっていないということ。もちろん事前予約は必要だが、自分の都合のいい時間に合せてくれるので、忙しい人にもぴったりだ。同教室のコースは、1回でできる基礎的なコースから、慣れた人向けの何回かに渡るコース、南アフリカのDALA教師資格を取得するための上級コースまで様々。また、親子向けのコースもあるので、お子さんと一緒に楽しみたい方にもオススメ。また同教室では、使用する材料にもとてもこだわりを持っている。使う人に長く使ってもらいたいという先生の思いから、品質の高いドイツ産やアメリカ産などの材料を使用している。レッスンに使う木材は中国産のものも使われるが、販売用は必ずカナダや台湾から輸入したものを使うという。

使いまわしができるナプキンアート

使い切れないナプキンの部分はキープするので、次回また使える

今回編集部が受けたレッスンは、Karly先生が教室を開くきっかけとなった「ペーパーナプキンアート」。これは、絵が描かれたペーパーナプキンを、フォトフレームや花瓶のような小さいものから、机のような大型の家具まで、好きなアイテムに貼ることで、オリジナルの作品を作ると言うもの。まず自分が使いたいペーパーナプキンを選ぶのだが、「世界中から約200種類集めました。自慢のペーパーナプキンです!」と先生がいう通り種類がとても多い。中にはドイツのIdealHome Range社とCath Kidstonがコラボしたペーパーナプキンなど素敵な柄のものも多く、決めるのに時間がかかってしまった。次に、渡されたフレームに好きな色を塗る。ここからが大変。フレームに貼りたい柄を選び、ハサミで切って、フレームに糊付けしていくのだが、明確なイメージを持っていないと迷ってしまう。しかし、行き詰っても先生がフォローしてくれるので安心だ。最後に、ボタンやレースなどをあしらって完成。今回は花柄を選んだため、花の中央に金
色のラメを乗せたのだが、これがあるだけで花が生き生きして見える。アドバイスしてくれた先生のセンスには最後まで驚かされた。

今回の作品は完成までに2時間30分ほどかかったが、レッスン中は集中していたため、時間が経つのがあっという間に感じた。また、ペーパーナプキンを切ったりデザインを考えたりすることは、日常生活ではほとんどないことなので、とても新鮮で楽しむことができた。先生は日本語は話せないが、とても明るく、丁寧にアドバイスしてくれるので、楽しむことができるはず。少しでも興味のある方は、教室に足を運んでみてはいかがだろうか。まずはWEBをチェック!

アクセサリー販売

販売されるアクセサリー類

 

 

 

 

 

 

 

ペーパーナプキンアートの完成

I Can Creation 
住所:12/F., Tai Sang Bank Bldg.,
784 Nathan Rd., Prince Edward
電話:(852)2797-2397(英語・広東語)
ウェブ:http://www.icancreation.com.hk/zh/index.php
営業時間:月~土 11:00~19:00

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