関西弁超訳論語「先を読み行動編」日本語学校(八田真太)

2014/02/11

関西弁超訳論語「先を読み行動編」

 

「僕はこれを学んだ!」

「あの人は仕事ができるなあ~」と感じる時はその人が知らず知らずの内に水面下で顧客や関係者と連絡を取り合い、最後の最後で今までやって来た努力が実り成果が現れた時でしょう。また、何か物事を頼む前にすでにやっていたり、何が頼まれそうかというのを予め察して先に行動しているものです。俗に言う『先を読む』というやつです。こういう人間は先にやることを言ってしまうと逆に物事が上手く進まないということを知っているので、口より先に足が動くのです。確かに上司に「今からコピー10部取ります。」と言ってから行動に移るのと、先にコピーしてしまってから「先にコピーしておきました。」と報告するのでは上司の印象も違って来るでしょう。また、先に何をするか宣言してしまうと「じゃ、これもお願い!」と予定外の仕事が入って来るかも知れません。行動は宣言しないに越したことはないのです。ただ、『勇み足』ということもあります。先にやった結果余計なことをしてしまうこともあるかもしれません。しかし、それも織り込み済みであなたには是非率先して行動して貰いたいのです。周りのあなたへの評価も変わるはずです。

日本語学校(八田真太)

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