「日本語教師養成講座」Pasona Education Co.,Ltd主催。銅鑼湾(コーズウェイベイ)

2015/09/01

日本語教師養成講座1

せっかく香港に住んでいるのだから、何か新しいこと、面白いことを始められないか、と思っている方に是非お勧めしたいのがパソナのこの日本語教育入門コースだ。香港人の多くが日本食や日本文化が大好きであるということには既にお気付きであろう。そんな香港人に日本語を教えられるようになれば、日本と香港の関係をより緊密にする民間大使として活躍できるのは間違いない。このコースを受講し、現在、日本語教師として活躍中の方々の経験談を紹介しよう。

 

日々のたゆまぬ努力

40代女性 日本語教授歴4年

香港へ来て約半年が経った頃、息子も学校に慣れて生活も落ち着いてきたので、パソナの「日本語教師養成講座」を受講してみることにしました。もともと言語やコミュニケーションに興味はあったのですが、日本語教育についてちゃんと勉強したのはこの時が初めてでした。

講座を受け、国語教育と日本語教育は大きく違うということを知り、新鮮な驚きを覚えました。また、媒介言語を使わず、日本語で日本語を教えるという教授法(直接法)の利点についてもよく分かりました。そして、この密度の濃い一週間が終わる頃、プロの日本語教師として仕事をしてみたいと思うようになっていました。

パソナに採用された後、新人研修を受け、教壇に立つようになりましたが、日本語教師としての勉強はずっと続けています。「日本語を教える」ということは非常に奥が深く「ここまで勉強すれば十分」というゴールがありません。定期的に実施されるパソナの内部トレーニングにも全て参加したお陰で、担当できるコースやレベルも徐々に広がってきました。これからも学生が楽しめる授業ができるよう日本語教師としてのスキル向上に努めたいと思います。

日本語教育を通して社会に貢献を

50代男性 日本語教授歴7年

私がパソナの日本語教師養成講座を受けてみようと思ったのは、自分の子供に日本語を教えたいと思ったことがきっかけでした。講座受講後、杉山先生の「日本語教師は年をとっても続けられる仕事です」という言葉が心に深く残りました。そして、ビジネス日本語を教えられる講師が少ない、という日本語教育界の現状を知り、非常勤として働く決心をしました。非常勤であれば、本業の自営業を続けながら、空いている時間に授業を担当することができるからです。

現在は企業派遣クラスとプライベートレッスンをいくつか担当しています。授業では言葉に関わることだけでなく、日本の商習慣、文化、政治・経済動向など、様々な質問を受けます。例えば、日本出張の際に取引先に持っていく土産やドレスコード、大卒一括採用の目的、消費税アップの影響についてなどです。

日系企業が社員に日本語コースを提供する主な理由は、社員のモチベーションを上げるため、ということのようです。私も企業の思い、そして受講者の思いに応えたいと日々努力をしています。これからも日本語教育を通して社会に貢献していきたいと思います。

日本語教師養成講座2日本語教師養成講座 受講者の声

●「全て大変役立つ中身の濃い講座だった」
●「実習では教師としての大変さと楽しさを一度に体験できた」
●「杉山先生の体験に基づくお話は大変興味深かった。本からは得られない貴重な情報ばかりだった」
●「パソナの現役の先生の教え方の実演が見られてよかった」
●「日本語を教えるということは言葉だけでなく、日本の文化や習慣まで教える非常にやりがいのある仕事だということが分った」

 

 

日本語教師養成講座3〈内容〉

1日目 日本語教育とその現状
初級学習者対象の日本語文法
2日目 教授法
3日目 教室活動
ワークショップ
4日目 実習①
5日目 実習②
6日目 コースデザインの立て方日本語教師に求められるもの

次回のパソナ『日本語教師養成講座』のご案内
◆日時:2015年9月14日(月)~9月19日(土)
◆時間:9:30~13:00
◆会場:Pasona Education
◆講師:杉山静子
◆受講料:HK$4,200

 

Pasona Education Co.,Limited
住所:2/F.,One Hysan Avenue,CWB
電話:(852)2577-8002(代表番号)(852)2577-8384(日本語ライン)
メール:conslt@pasona.edu.hkウェブ:http://www.pasona.edu.hk

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