広東語挑戦6 学習後の変化「GEOS(ジオス)」セントラル・ホンハム

2015/06/23

GEOS

いよいよ3ヶ月の広東語コースも終了。通算24回のレッスンを終え、進歩の程が気になるところ。瀬戸さん、広東語、しゃべれるようになってきましたか?
「劇的に話せるようにはなっていませんが、自信を持って使いこなせるフレーズは確実に増えています。ちょっとした会話が楽しいですね」

それでは、最終回レポートをチェック!

レポートはこれにて終了ですが、広東語への道のりはまだまだ続く!

街市

みなさま、ネイホウ!最後の連載を迎えるにあたり、習ったフレーズをできるだけ使ってみようと意気込んでいる今日この頃。先日は街市の魚屋でイトヨリを買った際、「我要呢條魚、唔該劏咗佢(この魚にします、処理してください)」とお願いしてみました。実のところ、これまで魚を買った時には魚の処理をお願いするのに自分のお腹を指差し搔き出す仕草をして伝えていました。まるで一人コントです。一応恥を掻き捨てた甲斐合ってこれまでも要望は伝わっていましたが、ワンフレーズ使えるようになるととてもスマートな流れ。しかも、半月前の私だったら、ここで会話がぷっつりと終わっていました。今は少々進歩してきた証に、ワンフレーズでは終わりません。「呢條魚、點樣煮好食呀?(この魚、どう調理すると美味しいですか?)」と続けると、店のおばさんが調理法を教えてくれました。が、悲しいことに聞き取れずここにて撃沈。「ヤッブンヤン?(日本人?)」と聞かれ、「ヤッブンヤン、ヤッブンヤン」と薄笑い。市場の活気に合わせて場を濁さずににこやかにその場を後にしました。

で、悔しいので後日知り合いのローカルママにイトヨリの写真を見せて同じ質問を。すると「紅衫魚最好煎來食(イトヨリの一番美味しい食べ方は少量の油で焼くことです)」との回答。ちなみにイトヨリは「紅衫魚」と言い、“赤いシャツの魚”の意味なのだそうです。詳しい調理法としては、熱したフライパンに油をひき、生姜を加え香りがたったところで魚を入れ、じっくりと弱火で焼くのがおすすめとのこと。そうとは知らず、私は酒をふりかけて蒸したあと醤油と熱した胡麻油をかけて調理。それはそれで美味しかったですが、次回はぜひ焼いて食べてみたいと思います。

魚料理

さて、最後にこれまでのレッスンを取ってみて何が変わったか、について。ひとことで言えば、「香港生活に一層興味を持った」でしょうか。私は食に興味があるのですが、知りたいことを知る術をほんの少し身につけただけで、街の人との会話が増え街市に溢れる未知の食材を食卓にのせる機会を得た気がします。レポートは終わりますが、広東語への道のりははじまったばかり。これからも会話を楽しみ香港にディープに食い込んでいきたいと思います!

瀬戸未来
香港在住4年目。2児の母。「広東語がしゃべれたら」の波が何度となく押し寄せるも、重い腰が上がらないまま経過。この春より次女の小学校入学を機に一念発起し講座を受講。趣味は料理。香港の家庭料理と中医学に興味を抱く。

講師:クリス・ウォング
香港大学日本語学部卒業後、宇都宮大学に留学。GEOS講師歴8年。趣味はウィンドサーフィンとピアノ演奏。J-pop好き。お気に入りアーティストはGLAYとMr.Children。ブログ(http://kurisukantongo.wordpress.com)で香港を広く紹介。

中環校(セントラル校)
TEL:2504-0220(香港駅C出口、中環駅B出口より徒歩5分)
E-mail:centralhk@geosasia.com

紅磡校(ホンハム校)
TEL:2362-9991(紅磡駅C出口目の前Metropolisショッピングモール8F)
E-mail:hunghom@geosasia.com

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