関西弁超訳論語「チャンス編」日本語学校(八田真太)

2014/12/15

関西弁超訳論語

「僕はこれを学んだ!」

2500年以上も前から人間の本質的な欲は変っていないようです。お金を得るため、名誉を得るため手段を選ばない人もいるでしょう。例えそれが一時は上手く行っても長続きしないというのも2500年前から変っていない論理のようです。上手く行っている時はそれが「不正な方法で得ている」となかなか考えられないものです。「俺って頭いい。」「ちょっとぐらいならいいだろう。」そんな気軽な気持ちなのかも知れません。私的な飲食を仕事の経費として計上したり、粉飾決済をしたり。日本語にも『悪銭身に付かず』という言葉があるように。いつかは失ってしまいます。もしそうなった時、周りの人間を恨むのではなく、「これは自分が選んだ道なんだ」「これが自分の運命だし、正しい道を歩み直す機会を神様から与えて貰ったんだ」こう考えて決して自暴自棄にならず、自分の人生を歩み続けてください。『天罰』というものはありません。すべては『チャンス』です。

心に沁みる大阪弁訳

動物イラスト1

 

八田真太(HATTA SHINTA)
1977年神戸市出身。立命館大学卒業後、単身中国広州に渡り日本語学校を設立。広州市柔道協会日本人顧問、広州日本語教師連絡会会長等。雲南省に「雲南省恵民郷八田希望小学校」寄贈。好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」。近著に「孔子がもし関西人だったら?」というコンセプトで「論語」を関西弁風にアレンジした「関西弁超訳論語(アールズ出版)」が全国の書店にて絶賛発売中!
ブログアドレス:http://schoolcity.jp/koucyou
Eメール:hatta_shinta@joyful-net.com

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