【香港】パワースポット・お出かけ・ハイキング・アウトドアまとめ

2020/09/09

香港で開運効果のありそうなお寺や廟やパワースポット、また植民地時代に整備された本格的なトレール・ハイキングコースや、子供が喜ぶ郊外にある入場有料の牧場などのお出かけスポットを紹介。その他に紙面特集で人気のあったバスでいくバス旅など休日の過ごし方などをここでは紹介しよう。


開運するお出かけスポットならば、こちら!

香港お出かけ 開運編

 

黄金に輝く仏像が笑いを誘うような表情やしぐさで、

お出迎えしてくれる沙田のスピリチュアルスポット

萬佛寺

萬佛寺 萬佛寺

MTR沙田駅から徒歩15分程の場所にある香港の有名B級観光スポットの1つの沙田の「萬佛寺」。香港映画「インファナル・アフェア」一作目の冒頭シーンが撮影された場所としても有名だ。

この寺は、月溪法師が自身の信仰心を表すために1957年に建立。1997年の災害で寺の一部が損壊したのをきっかけに修道院として再建された。現在では、13,000体の仏像と共に本殿には亡くなった月溪法師の即身仏(遺体がミイラ化した像)となり本堂に祀られている。本殿に続く道には、個性豊かな金色の仏像が約500体、尽きることなく並んいる。仏像は、「五百羅漢像」と呼ばれ、同じ物は一体もない。仏教では、厳しい修行を行い悟りに達した聖人を阿羅漢(または羅漢)と呼び、称える。

本殿までに続く仏像の「五百羅漢」は、お釈迦様の入滅後に行われた経典編纂に集まった弟子といわれ、その表情は超人的な能力、神通力、奇跡、風貌を表現している。寺と塔部分は歴建築物3級の認定を受けており、5つの寺、4つの別館、ベランダ、塔から成る萬佛寺までは431段の階段を上る必要があるので、明るい午前中に行くのがオススメ。1985年から2002年にHSBCから発行された100ドル紙幣に萬佛寺が描かれているので、お持ちの方は裏面を確かめてみよう。

 

 

萬佛寺

萬佛寺

 

萬佛寺の仏像

 

 

 

 

萬佛寺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萬佛寺
住所:221 Pai Tau Village, Sha Tin, New Territories
電話:(852)2628-0662
時間:9:00~17:30
ウェブ:http://www.10kbuddhas.org

 


旧正月の願い事はココで決まり?!

許願樹 Lam Tsuen Wishing Trees

1
MTR大埔墟(タイポーマーケット)駅よりバスで約20分。放馬莆(フォン・マー・ポー)で下車すると大きな樹「許願樹」が出迎えてくれる。かつては、願い事を書いた紙をミカンに結びつけて、樹に向かって投げ、樹の高いところに届けば届くほど願いが叶うと信じられていた。後に人気スポットになり、沢山の観光客や香港人が訪れて樹にミカンを投げたため、枝が重みに耐え切れなくなり折れてしまい、現在は樹もミカンもプラスチックになっている。願い事を書く札を購入して、お願いごとをしてからプラスチックのミカンと札を樹に投げる方法に変わっている。

入り口付近にある2代目の樹と村門を進んで行くと、初代の樹も見ることができる。枝が折れないようにワイヤーで固定されているが、風水を強く信じている香港人にとってのパワースポット。きっとここには”強い何か!”があるに違いない。

1

 

2月16日~3月4日の期間中、林村許願広場にて香港許願節(Hong Kong Well-Wishing Festival)を開催しているので、是非訪問して香港の旧正月に触れてみよう!

1

住所:Lam Tsuen, Tai Po, NT
電話:(852)2638-8026
ウェブ:lamtsuen.com
フェイスブック:香港許願節 Hong Kong Well-Wishing Festival
アクセス:「MTR大埔墟(Tai Po Market)」駅より64K系統又は64P系統バスに乗車、「放馬莆(Fong Ma Po)」下車してスグ。
※タクシー・ミニバスも有

 


 

緑に恵まれたパワースポット

慈山寺 Tsz Shan Monastery

1

香港の億万長者、李嘉誠が出資し、新界・大埔(タイポー)の洞梓に築かれた「慈山寺」は4万㎡以上という広大な敷地を誇り、開かれてから3年未満という知る人ぞ知るパワースポット。本来は仏教布教のための大型の寺なので、見学するためには公式サイトで事前申し込みが必要。観光客などが押し寄せることがないので、宗教スポット独特の侘びと静寂を味わうことができる。

1

周囲の環境と融合するように、そして修行者や訪問客が集中できるように、建造物の高さを抑えながら主に温もりのある木の風合いを活かした作りは、中国唐朝時代の寺院をモデルとしているので、その場にいるだけで心まで癒されそうだ。寺院の裏手に高く聳えている観音像は必見。76メートルという高さは世界有数。

ガイド付きの見学は基本的に広東語で行われるが、中英パンフレットを手に広い敷地内をゆっくり散策しながら自然に接し、平和で美しい建物の数々を巡れば、心も身体もリフレッシュでき、癒しの効果を体感できるに違いない。さらに、都会の喧騒から離れた緑豊かな環境、敷地周辺には約60種類以上の野鳥が生息していると言う。緑に囲まれたパワースポットで自然の力をいっぱい吸収しよう!

 

住所:88 Universal Gate Rd., Tai Po
時間:9:30~17:00
電話:(852)2123-8666
ウェブ:www.tszshan.org
※見学には事前予約が必要となります
アクセス:「MTR大埔墟(Tai Po Market)」駅より75K系統バスに乗車、「䃟頭角(San Tau Kok)」下車、洞梓路(Tong Tsz Road)沿いに徒歩10分、普門路(Universal Gate Road)へ右折して徒歩10分。
※タクシー・ミニバスも有

 

 

 

 


旧正月の定番、三度は参拝したい!

黄大仙廟 Wong Tai Sin

IMG_4962

旧正月の楽しみは黄大仙へ参拝しておみくじを引くこと。黄大仙は香港の数ある道教寺院の中でも最も有名な「願い事が叶う(有求必応)」「効き目がある(霊
験)」として、多くの香港人が春節期間に参拝に訪れる。そして願いが叶うとお礼にお供え物を捧げに再度参拝する。

IMG_4975

IMG_5000

本殿の前でお祈りおみくじを引く前と本殿の前で線香をあげて3礼し、心の中で自分の氏名、年齢、生年月日、住所、願い事を伝える。次に竹の棒が入った筒を借りよう。本殿から向って左側に筒を借りることができる。この筒の横に占いの結果がメモできるように紙とペンが置いてあるので忘れっぽい人は借りておこう。次は場所取り。膝置きができる場所を確保する。そしてお告げを受けたい内容を心の中で祈りながら、筒から1本だけ落ちるように振る。すると不思議なことに1本だけ飛び出しポロっと床に落ちる。これがお告げの結果だ。紙とペンを借りた人はメモをしておこう。終わったら他の人の邪魔にならないように筒と借りたペンを返却する。次に右側の階段を下りて、占い師のお店がずらりと並んでいる建物に入って、この結果を占ってもらうことができる。

IMG_4987

IMG_4995

日本語が通じる占い師もいるので、語学に不安な方は日本語の占い師を訪ねてみよう。結果を信じるか信じないかはあなた次第?!

住所:2 Chuk Yuen Village, Wong Tai Sin, Kowloon
電話:(852)92327-8141
アクセス:「MTR黄大仙(Wong Tai Sin)」駅よりB出口を出て徒歩3分

 



信仰深い香港の人達の駆け込み寺?
幸運をもたらす風車で運気アップ
車公廟

車公廟 車公廟

モンゴルの侵攻を受けた際、この地に流れ着いたと言われている南宋の将軍「車公(チェーコン)」が祀られている寺院。当時このエリアで起きていた暴動や天災、疫病を治めたという彼の功績から、幸をもたらす寺院として九龍の黄大仙と並び常に多くの人が参拝に訪れる。300年以上前に建てられた本殿は香港の二級歴史建築物に指定されているが、現在目にすることができる本殿は老朽化に伴い1994年に改築されたものだ。本堂内にある車公像の脇にある風車は、回すことにより「運を好転させる」と言われており、訪れる多くの人が幸せを願いこの風車を時計回りにゆっくりと回している姿に、改めて香港人の信仰の深さが伺える。尚、お土産にはこの風車のミニチュア版も売っている。購入して家中に幸運の気を流してみてはいかが。

車公廟 車公廟

車公廟

住所:Che Kung Miu Rd., Tai Wai, New Territories
電話:(852)2697-2660

 


 

青空に向けて直立している不思議な光景

心経簡林(ハート・スートラ)

IMG_5560

IMG_5569

IMG_5572
ランタウ島にある東涌(トゥンチュン)駅より運行しているロープウェイに揺られて綺麗な景色を見ながら昂坪(ゴンピン)ターミナルに到着、天壇大仏・寶蓮寺より小道へ入って徒歩10分ほど歩いていくと、香港のパワースポットの1つとして知られる「ハート・スートラ」が目の前に現れる。38本の木柱にはそれぞれハーマ・スートラの一節が中国語で書いてあり、青空に向けて直立している不思議な光景。それぞれの木柱は8の字になっていて、“無限(インフィニティ)”を象徴する。最高頂の木柱に字を文字が刻まれていないのは、空白のままにして「心経」を意味する「空」を象徴している。周囲を見渡すと、山に囲まれていて、澄んだ空気を吸いながら草木を飛び交うとんぼを見ることもできる。涼しくなり始める10月下旬以降に訪れてみたい。

場所:昂坪奇趣徑,大嶼山昂坪
アクセス:MTR東涌(トゥンチュン)駅B出口、東涌(トゥンチュン)ターミナルより運行しているケーブルカーに乗車して終着地点の昂坪(ゴンピン)ターミナルまで約30分。

 

料金:
スタンダードキャビン
大人片道HKD145/子供片道HKD70/大人往復HKD210/子供往復HKD100
クリスタルキャビン
大人片道HKD200/子供片道HKD130/大人往復HKD290/子供往復HKD180

 

 

 

 

 

 

 


子供が喜ぶお出かけスポットならば、こちら!

香港お出かけ子供編

家族で1日過ごせる面白い農場

假日農場 Holiday Farm

綿飴

ウサギ小屋『粉嶺ゴルフ場の近くに、家族で1日過ごせる面白い農場があるよ。その名も『假日農場(ホリデーファーム)。』との連絡を受けて、今回PPW編集部は幼稚園児の親御さんたちのグループに同行取材をさせていただいた。グループの車に同乗させていただいたのだが、そこは公共の交通手段では到達できない場所で、タクシーかマイカーで行くしか方法がないような山奥だった。
滑り台行ってみてビックリ。農場とは言うものの、日本の地方に良くあるようなちょっとしたテーマパークになっていた。前もって予約をしないと入場できないのだが、入り口でまずは80HK$支払うと、最初に農場スタッフが拡声器を片手に農場内を案内してくれる。アスレッチク内の遊具群を通り過ぎながら、小川に架かった橋のたもとにある水車や、農作物や動物の宿舎の解説を聞き、農場を一周したところで自由行動の開始となる。子供達が向かった先は『パン作り体験教室』の一角。子供の年齢によって、小麦粉から作ったり、既に発酵が終わった生地から作ったり。こねてこねて、動物やらキャラクターやらを形作ったら、番号順にパン焼き機に入れる。焼きあがるまでの間は、売店でセロリや人参がついた竿を購入して、ウサギ小屋やヤギなどに餌を与えて、普段見ない動物との触れ合いの時間となる。竿を垂らすとウサギがわぁーっと集まってきて、子供達は大喜び。カリカリカリと人参を食べる速度がなんと速いことか。20~30分後にパンが焼けるとまたテーブル席に戻って試食となる。
腹ごしらえが終わったら、目指すはアスレチックの遊具だ。香港の公園は安全を優先する為か、滑り台がやけに低かったりと我々日本人からするとスリルに欠けるのだが、ここの滑り台はゴザを敷いて結構な高さから滑り降りる。一人で縄にぶら下がりスライドするロープウェイもすぐに列ができ、子供達の目はキラキラと輝いている。ドラム缶を貨車に改造したボブスレーのようなソリ滑走が一番人気で、かなりのスピードで一気にコースを滑り下ると最後は貨車がクッションに突っ込み、その衝動で鐘がチーンと鳴る微笑ましいオチで乗車終了。
石臼どの遊具も迫力満載の為、しっかりと『自己責任で遊んでください』との免責事項の貼り紙。農場内は時間制でいろいろな仕掛けがまっており、『14時から、綿飴販売が始まりまーす』などと放送が流れる。なので農場スタッフは1人何役もこなす。さっき売店にいたお姉さんが、遊具の列整理をやったりと大忙しだ。この日は運よく日本語が話せる女性スタッフが1名いて、いろいろと親切に場内の事を教えてくれた。農場にはコーヒーの木も植えてあり、その豆を使ったコーヒーも是非試して欲しいとの事。我々は日帰りだったのが、ホームページを見るところ、BBQやキャンプも楽しめるようだ。香港らしからぬ休日の遊び方がここにある。

假日農場 Holiday Farm
住所:62C Tai Lung Hang Village, Sheung Shui
電話:(852)2668-4055
時間:10:00~17:00
入場料:団体 HKD80/1名、個人 HKD100/1名(団体個人共に要予約)
バーベキュー料金:HKD150/1名(入場料込・要予約)※15:00~20:00の間
アクセス:MTR上水(シェンシュイ)駅C出口よりタクシーで約10分
ウェブ:www.holidayfarm.hk

▶動画はこちら

パン作り体験教室農場

 


海賊になった気分を味わいながら、 親子で海賊ごっこを楽しもう!

張保仔洞IMG_9589

張保仔洞

多くの映画や物語で主人公として取り上げられている張保仔(チュン・ポー・チャイ)は、近代のロビン・フッドと称され、18世紀後半に南シナ海に出没していた悪名高い海賊。当時、600隻の船と5万人の部下を指揮していたとも言われ、その後、1810年に清朝に降伏して中国海軍の士官を務めた経歴を持つ。

そんな彼の隠れ家の一つでもあり、財宝を隠した洞窟でもあった「張保仔洞」。洞窟は無料で立ち入ることができるが、大人でもちょっと怖くなるくらいに窟内は真っ暗。懐中電灯(忘れてしまった人はスマホのライト機能が役に立つ)がないと先に進むことは不可能だ。洞窟は抜けることができて、違う場所から外に出ることができる。

長洲島フェリー乗り場からは40分程度歩く(小さい子供がいたり、島を散策しながらだと40分以上要する)が、道中に香港政府が立てた標識があるので、安心してたどり着けるに違いない。復路は洞窟付近の売店で販売している冷凍果物アイスバーや、長州島ならではの海鮮料理を楽しんでみよう。

 

張保仔洞
住所:Cheung Po Tsai Rd., Cheung Chau Islands
アクセス:中環(セントラル)より長洲島行きフェリーに乗船。 長洲島着後、右手へ進む。海沿いに大興提路、長洲西提路、長洲家楽径の順に進み、 小さい湾を回りきると見えてくる丘の上。

 


ディズニーリゾート内にあるインスピレーションレーク

迪欣湖活動中心IMG_8479

IMG_6067 IMG_6066 IMG_8473

ディズニーリゾート内にある人工湖とリゾート内周辺にある公園。人工湖ではボートレンタル、湖水周辺では自転車レンタルが可能。芝生もあるので、ランチボックスを持参してピクニックするにも最適。併設する公園には自動噴水があり、子供たちがびしょ濡れになりながら遊ぶこともできる。都心から離れているため、自然の中で子供たちを遊ばせるには持って来いの場所だ。中央に高さ18mの噴水が設けられた12ヘクタールの人口湖があり、水の音に耳を傾けながら美しい景観を眺めれば、心身共にリラックスができる。
湖ではボートに乗ることができ、またその湖を囲むように1500mのジョギングトレイルも設備され、2人、4人乗りのレンタルサイクルもある。自然の中を走り抜けるのが気持ち良いのは、「秋」だからこそ!疲れたら湖を眺めながらホッと一息ついて、爽やかな風を感じてみてはいかが?

 

噴水

人口湖3

 

人口湖1 人口湖2

 

迪欣湖活動中心 Inspiration Lake Recreation Centre
住所:Inspiration Rd., Hong Kong Disneyland Resort

時間:9:00~19:00 (センター)
10:00~17:00(自転車、ボートレンタル)
9:30~18:45(売店)

 

 


英語または広東語で予約

元競走馬の厩舎見学
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

香港ジョッキークラブが運営する屯門(テュンムン)にある公共馬術学校は、世界レベルの施設と運営経験を下に、馬と心が通うような馬術の追求に努めている。同施設が一般向けに元競走馬の厩舎見学ツアーを実施している。

プログラムは馬との接し方のビデオ鑑賞に始まり、実際に厩舎へ移動し、馬の特徴を学んだり、厩舎の施設説明などがあり、最後はポニーと記念撮影という流れ。

のどかな屯門の空の下、思い出の1日になるに違いない。

 

元競走馬の厩舎見学
住所:Lung Mun Rd., Tuen Mun
電話:(852)2461-3338
ウェブ:www.lcsd.gov.hk/en/prs/tm.html

 

 


探索大自然游学園×動物農荘イベント
04

03 12 IMG_5695 01

毎年1回、香港国際空港隣の展覧館アジアワールドエクスポで開催される「雑誌ベビモ香港版」が主催する、自然・動物・農業に触れて学ぶことができるイベント。残念ながら今年はすでに終了してしまったが、来年のイベント(開催および内容・費用は未定)に備えて今回ご紹介。

毎年出展されるブースの内容は変わるが、ヤギに餌を与えたり、恐竜の模型が出迎えたり、牛の乳しぼりを疑似体験できたりと子供たちが喜ぶ内容が盛りだくさん。特筆すべきは、しまじろうも会場に現れて広東語の歌とダンスを披露してくれる。ショーの後は、しまじろうと記念撮影もできる。直ぐに長蛇の列となるので、ショーが終わる予感がしたら、直ぐにどこに並ぶべきかアンテナを張って並んで欲しい(2015年度と2016年度は向かってステージ右隅から列がスタート)。

場内は日本語が通じないので、香港人の知人と行くことをオススメする。また、場内の食事処は混むので、お弁当の持参も忘れずに。

 

[べビモ] Baby&mother Baby-mo
ウェブ:www1.baby-mo.hk
※来年度のイベント情報詳細は現時点で未定

 

 


元朗にある退役したロンドンバスがアイキャッチの「448農荘」

IMG_1201IMG_1191 IMG_1196 IMG_1205 IMG_1198

 

10万フィート以上を誇る農地や親子向けの活動施設が併設された農場「448農荘」。創設者は賭博に10年以上依存していたが、40代にして孫を持つことになり、人生を考え直して孫達に誇れる祖父になるため、ビジネスで成功を収めることよりも環境保護を目的とした農業を広めることを目指してこの地で農場を始めたという。

農場内は植えられた花が見事に咲き、野菜や果物も栽培、販売されている。また遊具や砂場遊び、ヤギなどへの餌やりも体験することができる。特に射撃やゴーカート(HKD30/10分間)は男の子に人気だ。疲れたらバス内を改装したカフェでひと休み。その他にバーベキュー場もあるので丸々一日楽しめる。

 

448農荘
住所:Lam Tai E Rd., Lam Tai Village, Yuen Long
電話:(852)6684-1448
予約方法:WhatsApp((852)6684-1448)より受付。当日英語での対応を希望する場合はその旨も要明記の事。
入場料:HKD80/1名
バーベキュー料金:HKD100/1名(別途、施設使用料HKD250がかかります)

 

 


 

香港最大級のロッククライミングジム「ヴェルムシティ・クライミングクラブ」

1

5

3
鰂魚涌(クオリーベイ)にオープンした香港最大級のロッククライミングジムは、子供から大人、初心者から上級者まで、様々なレベルに対応したインドア・ロッククライミングジム。14歳以下の子供は大人同伴、8歳以下の場合、トレーニングには子供一人当たり一人の大人の補助が必要。

場所:4/Kodak House1,321 Java Road,Quarry Bay
問合せ:(852)2560-8128
メール:info@vermcity.com
料金:1回分HKD180/1時間 ※回数券(10回・3ヶ月有効。グループでのシェア可能)
公式サイト:www.vermcity.com

 

 

 


 

バスで旅をしてみよう!

香港バス旅編

 

とにかく乗ってみようバスオタ推薦路線!香港路線バスの旅・実践編

KMB94 自然溢れる西貢を堪能しよう。博物館、ビーチ、孤島まで盛りだくさん西貢(サイクン)と黄石碼頭(Wong Shek Pier)を結ぶ、豊かな香港の田舎の風景が楽しめるルート。多くの観光スポットに隣接しており、自然を感じたい旅行客や香港人にとって「プチ旅行」が楽しめるバスルートだ。オススメのスポットは以下のとおり。

西貢は人気のピクニックスポット

◆北潭涌ビジターセンター(Sai Kung Country Park Visitor Centre)
西貢は家族連れや若者に人気のピクニックスポット。北潭涌ビジターセンターでは西貢の昔ながらの村に古くから伝わる伝統的な儀式や、地域の生態学・地形学が展示されている。西貢東郊野公園(Sai Kung East Country Park)や海下灣海岸公園(Hoi Ha Wan Marine Park)などで体験できるレクリエーションや西貢の景色なども紹介されている。
※北潭涌(Pak Tam Chung)バス停目の前

 

塔門◆上窰民俗文物館(Sheung Yiu Folk Museum)
19世紀に建てられた客家人の住居跡に当時の暮らしぶりを展示している博物館。居住スペース、豚舎、家畜小屋、6メートルにも及ぶ監視塔、広々としたテラスなどを有しており、さらに当時の器具や客家人が利用していた日用品なども見ることができる。全盛期の上窰村の様子を偲ぶことができる。
※上窰(Sheung Yiu)バス停から北潭橋(Pak Tam Bridge)を渡り、北潭ネイチャートレイルを徒歩15分進むと到着

 

◆鹹田及大浪西灣(Ham Tin Wan and Sai Wan)
香港一綺麗なビーチとして有名。紺碧の海とどこまでも広がる青い空を堪能したい方にオススメ。バス下車後、約90分のハイキングでビーチに到着する。
※北潭凹(Pa Tam Au)バス停から麥理浩徑(MacLehoseTrail)を表示に従って約90分で到着。

◆塔門(Grass-Island)
自然豊かな小さな島。3つの村から成っており、村民は農業、漁業、そして小さなビジネスで生計を立てている。
※黃石碼頭(Wong Shek Pier)バス停で下車、Kaitoフェリーを使って塔門碼頭(Tap Mun Pier)で下船。1~2時間に1本の割合でのみ運行されているため、予めタイムスケジュールを確認しておこう。
Info.
主要なバス停:始発▶西貢總站(Sai Kung Bus Terminus)→北潭涌(Pak TamChung)→北潭凹(Pak Tam Au)→黃石碼頭(Wong Shek Pier)→終着▶黃石碼頭總站(Wong Shek Pier Bus Terminus)

 

 

KMB51 香港の歴史を探索しよう。香港最高峰の大幡山を越えて行くルート
川龍村MTR荃灣西(チュンワンサイ)駅と上村(Sheung Tsuen)を結ぶ急勾配でかつ曲がりくねった道が特徴のルート。もともと軍用で使われていた荃錦公路(Route Twisk)と呼ばれるルートを民間に開放した歴史を持つ。元朗と荃灣を結ぶダイレクトルートのため、多くの地元客が利用している。ルート中程にある郊野公園(Country Park)駅は香港で一番標高が高いところにある駅として有名。香港最高峰の大帽山(Tai Mo Shan)に位置し、その標高は490メートルとも言われている。バスルート沿いのおすすめスポットはこちら。

◆川龍(Tsuen Lung Village)
自然がたくさん残っている川龍村。「彩龍茶楼」「端記茶楼」という昔ながらの有名なレストランが2件軒を連ねており、美味しい点心が楽しめる。大帽山の山脈から流れてくる清らかな湧き水で作られた豆腐花が人気。どちらの店もセルフフルサービスという中国の伝統的なレストランスタイルを保っており、客がキッチンから好きな点心を取ってきたりお茶を作ったりする。少し早いが、種類が豊富な朝8時から10時までの時間帯に行くのがオススメ。テラス席から臨める景観にも定評があり、ハイカーや家族連れにとって楽しい休日を過ごすのにもってこい。※川龍(Tsuen Lung)バス停下車
川龍 バスで観光 植桂書室
◆植桂書室(Chik Kwai Study Hall )
1899年、清朝中期頃に建立された中国の伝統的な講堂。綺麗に保存されている建造物として知られており、木彫りの装飾や屋根の棟に飾られた細工などが見られる。特に、鮮やか
な中国伝統の壁画は、作られて以後塗りなおされていないとされ、多くの歴史好きの人気を呼んでいる。※上村(Sheung Tsuen)バス終点下車

Info.
主要なバス停:始発&執着▶荃灣西鐵路站總站
(Tsuen Wan West Railway Station Bus Terminus)→川龍(Tsuen Lung)
※周回バスのため、MTR荃灣西駅バスターミナルが発着駅となっている。

もっと楽しくなる!
バスナンバーを解読して香港バスを乗りこなそう!

網の目のように張り巡らされた750以上もある香港のバス路線。その1つ1つに路線を記すバスナンバーと行先が表示されているが、実はナンバーやその前後にあるアルファベットにも意味があり走行する方面やバスの種類を知ることができる。日々何気なく見ているそのナンバーやアルファベットの意味を紹介しよう。

【バスナンバーの後に記されたアルファベットの意味】
A,B,C,D,E,F 普通路線、各地方の住宅地をまわる一般的な路線
K MTRの支線(鉄道会社による運行)、
KCR(九廣鐵路)のK
P 混雑時のみ運行、Peak hourのP
R 競馬レース開催日のみ運行、休日運行バス、特別バス、
RecreationalのR
S 特別サービスバス
X エクスプレスバス

【バスナンバーの前に記されたアルファベットの意味】
A エアポートバス
B 国境越え路線
E ランタオ島北部の路線
H ファーストバス(新巴)の人力車観光バス路線
M 空港の支線
R 香港ディズニーランドのバス路線
T 娯楽バス路線(TouristsのT)

【バスナンバーの意味】
101-199 ハーバートンネル通行路線
300-399 混雑時に運行するハーバートンネル通行路線、特別運行バス
601-699 イースタンハーバートンネル通行路線
501-599 香港島中部を通る路線、アバディーントンネル通行路線
701-799 香港島東部を通る路線、ファーストバスの西九龍と将軍澳を結ぶ路線
800-899 沙田競馬場路線
900-999 ウェスタンハーバートンネル通行路線

【KMBバスルート】
1-29 九龍路線
30-49 荃灣路線
50-69 屯門、元朗路線
70-79 大埔、上水路線
80-89 沙田路線
90-99 西貢路線

 

夕日を望む人気のバス路線香港国際空港の最西端に位置する空港の整備工場付近は、海に直接面しサンセットの写真が撮影できる格好の場所である。有名な写真家たちの間では、180度の水平線が眺められ、飛行機が駐機しているダイナミックな写真が撮影可能だと話題だ。飛行機が離発着するダイナミックな姿と大空を飛び交う姿をすぐそばに、素晴らしい風景写真が撮れる。

 

 

 

香港国際空港の最西端に位置する空港の整備工場付近 飛行機とサンセット 飛行機が駐機しているダイナミックな写真

 

Bus1

 

H1オープントップで香港を満喫H1バスは香港のオイシイところをギュッと詰めこんだお得なオープントップバス。バスは香港の中心部・セントラルのスターフェリーバスから出発する。高層ビルとハーバービューを見渡しながら上環(ションワン)方面へ。イギリスの名残が残るウェスタンマーケットや香港最古の道教寺院として有名な文武廟など歴史的な建築物を見ることができる。オシャレなバーやレストランが賑わうSOHOや蘭桂坊(ランカイフォン)を通り、海底トンネル渡って、九龍側へ向かう。バスはナイトマーケットが楽しめる廟街や、観光には欠かせないスターオブアベニューやペニンシュラホテルのある尖沙咀へ。夜には、あの100万ドルの夜景といわれる美しい景色も味わえる。もう一度香港島側に戻り、向かうは銅鑼湾(コーズウェイベイ)。時代廣場(タイムズスクエア)などには世界中の様々なブランドが集まっており、欲しいものは何でも手に入る。最後は銀行などの高層ビルが立ち並ぶセントラルが終点。
香港らしいローカルな通りからハイブランドが集まったショッピングエリア、金融の街らしい高層ビル、歴史的建造物まで色々な角度から香港を見て楽しめる。「お買い物もしたいし、歴史観光もしたい」という欲ばりな人も満足できる贅沢なバス旅だ。
一日乗り放題券は大人HKD200(小人HKD100ドル)車内でオクトパスカードか現金で買えるほか、シティバスのカスタマーセンターやオンラインでも購入可能だ。シングルライドは大人HKD33~(小人HKD16.5~)乗車時間は約2時間で30分おきに出発している。バスの二階部分は屋根がなく、香港の風を直接感じながら観光できるのでおすすめだ。

 

新巴14 香港島東回りの山道を走る。緑から一面青と変化する景色は爽快!橋おしゃれなレストランがあったり、かわいい小物や雑貨を扱うお店が軒を連ねているマーケットがあり、週末にはたくさんの人で賑わう赤柱(スタンレー)。こちら赤柱(スタンレー)へバスで向かうとなると大まかに3通り。右回りか左回り、はたまた真ん中を南下するか・・・。是非、オススメしたいのが東回り(右)で向かう路線14番だ。西湾河~鯉魚門~大潭篤水塘~赤柱の経路の山道を走る。
車窓からの景色はビル群から亜熱帯の木々が広がり、自然の中を軽快に進んでいく。突如、前方から大潭篤水塘が飛び込んでくる。右車窓いっぱいに湖が広がり、左側には大潭港の海が目に入る。まさに色彩は緑から青へと変化していく。大潭篤水塘の堤防道路からの景色は見応えあり、体験サービスが悪い・事故が多いなど悪評が多かったために香港政府が免許剥奪し代わりに、入札方式で新規事業社を募り参入、てもらいたい。大潭篤水塘を過ぎるとまた緑豊かな景色へと変わる。この路線の最終駅“赤柱炮台、黄麻角道”。ひっそりとしている。
<途中下車駅の案内>
“赤柱村、赤柱村道”で下車するとかわいい建物の赤柱郵便局が迎えてくれる。街中で見慣れているスーパーマーケットもおしゃれに着飾っている。スタンレーマーケットへ行くにはここで降りるべし。
“聖士堤反書院付属小学、黄麻角道”で降車するとプライべトビーチを思わせるビーチへと行ける。
いつもと違う道で向かう。それは新たな出会いが待っている。ワクワク感に満ちている~。

 

新巴15 ビクトリアピークからジェットコースター気分を満喫!
香港観光といえば、100万ドルの夜景。この夜景を下から臨むか、上から臨むか・・・。上から臨む場合は、ご存知の通りトラムで山頂ビクトリアピークへ向かうだろう。帰りは是非、15番中環(セントラル)碼頭行きバスで下山を体験して頂きたい。とってもスリルがあり、まるでジェトコースターに乗っているかのような気分が味わえる。窓からの景色も楽しめる。
まるでジェトコースターに乗っているかのような気分 山頂ビクトリアピークへ

●彌敦道(ネイザンロード)を楽しむバスに乗車しよう!
頭上に大小の看板が張り出している彌敦道(ネイザンロード)。この看板を見るのも観光のひとつだ。彌敦道(ネイザンロード)を北上する観光バスが走る。こちらを路線バスに乗車し、堪能するには何番に乗ったらいいのか?
下記の4路線が該当する。運賃が一番安い2番がオススメ。合わせて座席は出来ればと言わず、是非2階の最前列右側に座ることをオススメする。
路線バスに乗車[KMB1]竹園邨行き HKD 5.8 東九龍サイドへ向かって走る。途中九龍城あたりを通過する。
[KMB1A]秀茂坪行き HKD 7.2 1番のバスと程一緒だが、更に奥まで走る。
[KMB2]蘇屋行き HKD 4.9 西九龍サイドへ向かって下町を走る。
[KMB6]茘枝角行き HKD 5.1 1番のバスと程一緒っで更に進む。

●バスの達人になっちゃう!?便利アプリ
香港内にはいくつもの路線バスが走っている。いつも乗車するバスはいいが、乗車しないバスはどのような経路なのか?いくらするの?と情報が欲しい。バス乗車時前に是非、この2つのアプリのダウンロードをオススメする!街歩きの強い見方になることは間違いなし。

KMB
▶iPhoneでダウンロード    ▶Androidでダウンロード

CityBus&FirstBus
バスの達人になろう▶iPhoneでダウンロード    ▶Androidでダウンロード

 

●郵輪碼頭へ向かうにはまず九龍湾へ出る・・・
九龍湾へ向かうバスは?
今、注目を集めつつある海の玄関“郵輪碼頭”。ここへ向かうには九龍湾からミニバスで。(平日も運行している上、運転間隔も15~20分/本。)その九龍湾へ向かうバスは尖沙咀碼頭から観光でも乗車できる1A番(HKD7.2)か28番(HKD5.8・下車駅は淘大花園、振り返るとMTRが走っている)。時間と料金、両方から見て28番に軍配が上がる。!?

 

路線バス豆知識
2階建てバス■一番古いバスターミナルは?
「尖沙咀フェリーバスターミナル」。1920年に設けられ当時は「尖沙咀バスターミナル」と名付けられていた。

■エアコンのないバスはいつまで走行していた?
2012年5月8日。KMBのエアコンなしバスは、香港人の間ではホットドックと呼ばれ話題に。

■バス業界用語
Hot Dog 熱狗(jik6 gau2)=エアコンがついていないバス。(現在は走っていない)頂閘(Ding2 Zaap6)=ぎゅうぎゅう詰めのバス。
碌車(Luk1 ce1)=スピードが超遅いバス運転士のこと。(残業代を稼いでいるのでは?!と噂される)
車手(ce1 sau2)=スピードが超速いバス運転士のこと。特にエクスプレス路線。(一応、ほとんどのバス路線には70kmの速度制限が設けられている。)
巴士迷(baa1 si6 mai4)=バスオタク。

 


ちょっとワイルドにアウトドア!

香港アウトドア編

晴れた休日、家族や仲間と汗を掻きに飛び出そう! 

香港の風景と名勝を一度に鑑賞 獅子山

獅子山

香港人に馴染みのある、九龍の顔「獅子山」。九龍と新界を分ける峰だといわれ、山の形が獅子に見え、街や人々を見下ろし守っていると香港の人々に愛されている。人気ハイキングコースなので、道はきれいに整備されており、たくさんの木が植えられ、初心者や子供でも無理なく楽しめそうだ。
最寄のMTR駅は黄大仙だが、望夫石を訪れるコースは獅子山公園の入り口からスタート。登り始めてから約30分、ちょうどチムサーチョイ(尖沙咀)やセントラル(中環)、香港の景色が眺望できる場所に到着する。自然の岩が散らばっており、休憩するにはちょうど良いポイント。もう少し登ると、頂上または望夫石への分岐点となる香港回帰記念亭に着く。体力に自信がある人は頂上へのコースを挑戦してみては。手軽に楽しみたい人は望夫石へのコースがお勧め。分岐点から30分ほど行くと望夫石が見えてくる、岩から少し離れて眺めると「背中に赤ん坊をおんぶしている女性」に見えるらしい。ぜひ、自分の目で確かめてみて。石の位置するスポットからは沙田区の街並みを見渡すこともできる。

<コース情報>
難易度:★★☆☆☆(5つが満点)
スタート:獅子山公園
ゴール:ダイワイ(大囲)
平均所要時間:望夫石経由のみ 約2時間
距離:約6キロ
休憩所:香港回帰記念亭があるが、店も自動販売機もないため
水を持参して歩こう。

 


 

「香港三大登頂の難しい山」を征服しよう!

青山

青山山の多い新界には、「香港三尖」と呼ばれる登頂が難しい山が3つある。その中の1つは屯門にある青山だ。500メートルを越える高さ、急峻な傾斜と自然のままの山道で上級者向けのコースとされている。
屯門の青雲LRT駅からスタートしよう。遠くから見ると、岩山であるためその容貌もかなり険しい。山麓にはブルース・リーの名作「燃えよドラゴン」のロケ地となる青山寺もあり、ぜひ見学してみては。ゆっくり寺院内を一周したらお寺の入り口に戻り、細い階段が目に入ったら登っていこう。最初の道のりはコンクリートで整備されており、手摺もあるのでゆっくり登りながら屯門の風景を味わえる。行政が整備する休憩設施は少なく、途中に一般の登山者が作った椅子が置かれている。山道は徐々に傾斜を増し、険しくなるので、休憩場所が見つかれば、そこで休息を取ったほうがいい。急な階段道を登ると、山頂稜線にたどりつく。頂上にある古い東屋で休憩、体力が少し回復したら、もう少し足を伸ばしてみよう。露台のような小さな石場があり、そこで海景を眺めることができる。
下りのルートは来た道を戻る以外に、黄金海岸、または蝴蝶湾から選べる。

<コース情報>
難易度:★★★★☆
スタート・ゴール:青雲LRT駅
平均所要時間:約3時間(休憩時間とお寺の見学時間を除く)
距離:往復で約6キロ
休憩所:途中に休憩所はない。水を持参して歩こう。

 


お手軽ハイキングで絶景と自然を満喫 

ピーク・サークル・ウォーク

ピーク・サークル・ウォーク香港島の高台にある「ザ・ピーク」は、ビクトリア・ハーバーをはさむように林立するきらびやかな高層ビル群など、香港らしい風景を一望できる観光スポットとして大勢の人で賑わう。「ピーク・サークル・ウォーク」は、この香港らしい風景と、山々の自然を味わうことができるお手軽のハイキングコース。ピークのシンボルとなっている商業施設「ピークタワー」があるピーク公園の周辺をぐるりと一周する3.5キロのルートは初心者や家族連れにもぴったりだ。
まずはトラムやバスに乗ってピークへ。ハイキングはピーク・タワー近くのルガード・ロードからスタート。狭い崖沿いの道などを20分ほど歩くと、展望台に到着。そこからビクトリア・ハーバーの美しい風景を見ることができる。続いてハーレフ・ロードへ。木々に囲まれた道を歩くと、スタート地点に戻ってくる。少し歩き足りないという方は、香港大学を回ってセントラル(中環)へ戻ってみよう。また、Pok Fu Lam貯水湖まで歩くコースもある。
香港観光局のサイトによると、日没の90分ほど前からこのルートを逆に歩き始めると、香港島が夕焼け色に染まる様子を見ることができるそうだ。
<コース情報>
難易度:★☆☆☆☆
スタート:ルガード・ロード
ゴール:ハーレフ・ロード
平均所要時間:約1.5時間
距離:3.5キロ
休憩所:途中に休憩所はない。水を持参して歩こう。

 


 香港人が選んだ最も美しい島でハイキング!

自然も多く存在する香港で、最も美しい島はどこかという世論調査を行ったところ、香港最南端に位置する「蒲台島(ポートイ島)」が選ばれた。同島にはハイキングコースがあり、ここが香港?と疑ってしまうほどのどかな景色に癒されながらハイキングを堪能することができる。
島についたら、まずは港から左に進んでみよう。「牛湖頂觀日亭」を過ぎた後、さらに進むと亀の形をした奇岩「靈龜上山石」やスレンダーな僧の形をした「僧人石」が見えてくる。灯台「南角咀燈塔」まで行き、そこから帰路に着くと仏様の手の形をした「佛手岩」がある。この岩を目当てに行く人も多いとか。店はほとんどなく、港の近くに唯一の海鮮レストランがあるだけ。そこでお手洗いや食事を済ませよう。お土産には同島名産品の海藻を購入してみてはいかがだろうか。
蒲台島1 蒲台島2 蒲台島3

蒲台島4蒲台島
ハイキング所要時間:約3時間
距離:約4㎞
行き方:香港仔からフェリー(火、木、土、日、祝日のみ)
赤柱からフェリー(土、日、祝日のみ)
ウェブ:http://www.discoverhongkong.com

Car Camping カー・キャンピング ランタオ島の自然と星空の下で1泊

昨今、香港で人気急上昇中のキャンピングカー宿泊施設。ランタオ島のTong Fuk villageにある「Caravans Hong Kong」では、英国から輸入した、大、中、小の計7台のキャンピングカーが設置され、大自然の中でキャンプが楽しめる。大サイズのバンには4~6名、中・小サイズには2~4名宿泊が可能で、テレビ、エアコン、キッチン、バスルーム、ベッド、ソファが用意されたホテルさながらの設備が魅力だ。
キャンピングカーは運転することはできないが、ビーチから2分のところにあるため、周辺でのんびり過ごしたり、夜は、施設内に設けられたバーベキュースペースで、食事が楽しめる。自然を感じながらの1泊は都会の喧騒から離れ、家族や仲間たちとの時間を満喫するのに最適!週末は、半年先まで予約が埋まっているため、興味のある方は今すぐウェブをチェックしよう。
キャンピングカー キャンピングカーの内部 バーベキュースペース
Caravans Hong Kong
住所:Tong Fuk Village,Lantau Island
電話:(852)6296-8220
メール:tfcaravan@gmail.com
ウェブ:http://caravans.com.hk
フェイスブック:Caravans Hong Kong
チェックイン:16:00 チェックアウト:13:00

 


 

▼▼キャンプ情報をもっと読みたい方はこちら▼▼  ▼香港式BBQ場をお探しの方はこちら▼▼
香港キャンプ情報記事香港式BBQ場一覧


野鳥やマングローブに出会える
香港とは思えない?!自然保護区で癒されよう

米埔自然保護区(Mai Po Nature Reserve)

実は、領土の40%を自然が占めている香港。米埔(マイポー)にある自然保護区は、約1500ヘクタールもある広大なエリアに、約300種類の野鳥、マングローブ、昆虫、小魚などが生息しており、まさに自然の宝庫。1995年には、ラムサール条約(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)によって、保護区域に指定され、現在は世界自然基金(WWF)と香港政府に管理されている。
同保護区へ入場するためには、事前にWWF香港へ連絡を入れ、約3時間のツアーに申し込む必要があるので注意してほしい。当日は、ツアーガイドが同行し、ウォッチングポイントや自然教育センター等を案内してくれる。ガイドは英語、双眼鏡は無料でレンタル可能。
ラムサール条約の指定区域ということもあり、ツアー参加というスタイルでの入場となるが、足を運ぶ価値は充分にある。広大で豊かな自然は、心も体も満たしてくれるだろう。

 

【ツアー詳細】
開催日時:毎週 土曜・日曜・祝日
9:30、10:00、10:30、13:30、14:00、14:30出発
参加費用:120HKD(夏割:5月1日~10月31日の期間は、90HKDで入場可能)
対象年齢:4歳以上(18歳未満の参加者には、大人の同伴が必須)
催行人数:最大20名
注意事項:希望日の3ヶ月前から1ヶ月前までに、ツアーへの申し込みが必要。
ツアー申し込み先:http://www.wwf.org.hk/en/reslib/resources/forms/

住所:Peter Scott Field Studies Centre, Mai Po Nature Reserve, Yuen Long, New Territories
電話:(852)2471-3480
メール:publicvisit@wwf.org.hk
WEB:http://www.wwf.org.hk/en/getinvolved/gomaipo/

 


 

香港の自然遺産を満喫!
アドベンチャーな体験になること、間違いなし!

世界ジオパーク「世界ジオパーク」という制度をご存知だろうか。ジオ(地球)の自然遺産を守るため、ユネスコ支援のもと2004年からスタートした取り組みだ。現在では、33カ国120の地域が登録されており、香港も2011年に認定を受けた。香港のジオパークでは、「サイクン溶岩石」や「北東新界の堆積地層石」を見ることが出来る。今回は、オススメの2エリアを紹介したい。また、ジオパークを巡ることが出来る「西貢火山ツアー」なども開催されているため、興味のある方は、是非参加してみよう!

Serene and picturesque marine park
ダブル・ヘブン(印洲塘)と呼ばれる同エリアは、約1億8000年前から、火山の爆発によって形成された。火山活動が終わった後、2000万年以上をかけて風化・浸食を繰り返し、現在の景観を生み出している。穏やかな海と、牧歌的な景色に癒されるだろう。

アクセス:MTR大学駅のB出口から15分ほど歩き、馬料水(Ma Liu Shui)のフェリーターミナルへ。1時間半ほど乗船し、荔枝窩(Lai Chi Wo)で下車。

電話:(852)2555-9269
ウェブ:http://www.geopark.gov.hk/en_s4f9.htm

世界ジオパーク

 

Permian rock garden
マシーチャウ(馬屎洲)では、日本の「天橋立」のような風景を見ることが出来る。岩や砂の堆積で、2つの島が繋がり、歩いて渡ることが出来る。同エリアからは、古代の化石なども多数発見されており、香港の地学的な歴史を学ぶうえでも、重要な場所となっている。

アクセス:九龍バスの74番、もしくはミニバスの20Kに乗車し、鹽田仔(Sam Mun Tsai)で下車。馬屎洲(Ma Shi Chau)までは、およそ2km。
ウェブ:http://www.geopark.gov.hk/en_s4f12.htm

 

 

世界ジオパーク

【西貢火山ツアー詳細】

西貢桟橋から乗船し、火山岩群のある糧船湾でのハイキング及びランチ、天后廟、吊鐘洲などを巡る約7時間のガイド付きツアー。

開催日時:要確認(集合時間:9:00)
参加費用:英語ツアー580HKD(含まれるもの:ガイド、乗船費、ランチ、保険)
催行人数:24~36名
お問い合わせ:(852)9060-3068
メール:info@earthfavorer.com
ウェブ:www.earthfavorer.com

Hong Kong UNESCO Global Geopark(香港ユネスコジオパーク)
ウェブ:http://www.geopark.gov.hk/en_s1g.htm


 

猿出没注意

猿出没注意

金山郊野公園は九龍半島の北にある、337ヘクタールの小さなカントリーパーク。狭いながら園内には、1910年に造られた、新界最初の貯水池、九龍貯水池をはじめ、4つの貯水池がある。自然の美しい景色だけでなく、戦時中に建設された塹壕や機関銃座なども残っている。この公園が他にも有名な理由は、ニホンザルによく似た「アカゲザル」が多く生息していること。香港にいた野生の猿たちは、開発に伴う自然破壊や大量に狩猟された結果、ほぼ絶滅。この山にいる猿たちは、もとはペットとして飼われていた猿が野性化したらしい。

●猿に襲われないために
1. 猿に餌を与えない。
2. 猿を驚かさない、からかわない。
3. 猿に近づかない、猿から子供を遠ざける。特に赤ちゃんがいる猿に注意。
4. 大きな音を出さない。
5. 猿の目を見つめない。
6. 猿の目の前で食べ物を食べない。
7. ポリ袋は持たない。物はポリ袋以外の袋に入れる。
●どうして猿に餌をやってはいけない?
1. 猿による迷惑行為、人間への攻撃を減らすため。
2. 不自然な頭数増加を防ぐため。
3. 餌を求めて、道路際に出没し、交通事故にあう猿を減らすため。
4. 野性の食生活に戻すため。
5. 人間と猿の間の伝染病発生を最小限に抑えるため。

香港でハイキングの際の注意事項

1. ハイキングコースを事前にしっかり確認してコースから外れないよう
にする。
2. 緊急時の為に同伴者以外にどこのコースを誰と行くかを伝える。
3. こまめに水分を補給する。
4. 飲み物のほか、スナックも予備に持参する。
5. 虫除けスプレー、日焼け止め、救急セットの持参。
6. 電話の電波の届かない場所もあるのでもしものときのために緊急
のPCCWの電話の場所を事前に確認。
7. 両手がすぐ使えるようカバンはリュックがよい。
8. 雨具や下着、靴下などの着替えを念の為持参。
9. 服装は軽くて動きやすいものを。
10. 帽子やサングラス持参。
11. 歩く前には軽い体操やストレッチで体をほぐす。

Pocket
LINEで送る