風水の奥義を行く!第101回 豊かな水のある暮らし、の巻

2020/07/08
中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。
ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

 

◆香港トレイルで自然に触れる◆

 コロナ太りを解消するため、もとい、健康維持のため、香港では週末ともなると大勢の方が山歩きに訪れるようになりました。香港は高層ビルのイメージが強いですが、実は陸の面積の約4割がトレイルコースなどのある郊野公園(カントリーパーク)や自然保護地区なのだとか。香港のトレイルコースは100キロを超える難易度の高い登山ルートから気軽に山歩きができるルートまで様々なコースがあるのも人気の秘訣なのでしょう。

 郊野公園(カントリーパーク)を歩いていると、街の中にはない澄んだ空気と共に珍しい鳥や生き生きとした草花を見ることができます。そして、写真のようなうっとりする景色を味わうことができます。ここは、「水塘」と呼ばれる貯水池で、香港内に17箇所あります。この水塘は魚をはじめ水中の生物が生き生きと生息しているぐらい清らかで綺麗です。このような水に恵まれて生活することはそれだけで儲けものです。

 しかし、これらの貯水池だけでは生活用水がまかなえないため、広東省の東江(トンコン)から深センを経由して巨大な水道管を香港まで引いています。その量は香港の年間の生活用水量の8割に達しているそうです。

 

◆水のパワーを読み解く◆

 風水には「山管人丁、水主財(山は人に影響し、水は財運に影響する)」という有名な言葉があります。山はそのエリアに住む人たちの性質に大きく影響し、水のあり方がそのエリアに住む人たちの財運に大きく影響します。清らかな水なのかはたまた濁った水なのか、たっぷりの水なのか消えてなくなりそうな水なのか、ゆったりと流れているのか急な流れなのか、というようにそのエリアの水がどうあるかを見ていきます。川には川の、海には海の、池には池の、井戸には井戸の方法があります。

 自分が努力して働いてお金持ちになるにしろ、お金に働いてもらってお金持ちになるにしろ、風水ではそれらをサポートするために実に様々な方法を用います。そして、本当に大金持ちになるためには、清らかでたっぷりの水を集めてこっちに引き寄せることが必須条件です。そのためにどのエリアのどこに住めば良いのか、ご先祖のお墓をどこにしてどう建てたら良いのかを検討し、その楽しみを実現していくのです。

 

◆孟意堂風水的水塘に隠された風水の奥義◆

 山には龍が住んでいます。

 それは山脈が龍のうねりに似ているからだとかつては思っていました。しかし、雲を呼んで雨を降らせ、この大地に潤いをもたらすのが龍なのですから、山の龍は水のあるところに生息している、と今は考えています。つまり、たっぷりの水を得てお金持ちになるためには、まず山の龍がどこに生息しているかを見つけるべきだと思うのです。

 香港の場合、大帽山を軸に九龍の西や北東や東へとタコ足のように龍は動いています。まさに九龍です。香港島へはそのうちの一つが海底を通って東から西の太平山(ビクトリアピーク)へと続きます。香港島に入って来た龍が最初にほっと一息つくのがこの島の東中央にある大潭(タイタム)の水塘です。

 香港がすごいのは、この龍が通る山脈、つまり山の龍の動くエネルギー沿いに水塘があることです。これを風水では「龍口水(ろんはうそい)」と呼び、天からの恵みを得て水がたっぷり溜まることを言います。龍がゆったり水を飲むから水が溜まるのか、水が溜まるから龍が一息つくのかは分かりません。でも、一つだけ分かるのはこの龍がいるエリアの水は枯渇しないこと、言い換えれば、こうしたエリアは経済的にも豊かであり続けることができる、ということです。これは、この街を豊かな都市にしたいために誰かによって人口的に造られたものではなく、天からの恵み、すなわち「香港の福分」だと思っています。

 

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彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
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