家系図コラムVol.10 町中を歩きその光景に父親の言葉が蘇る!

2020/05/06

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Vol.10 photo 町を歩いていると、東京や千葉では見慣れない物がある事に気が付いた。それは黄色い土壁の家が点在していること。その時、突然父親の言葉を思い出した。昔なんの気なしに、曾爺ちゃんの事を父親に尋ねた時のこと、曾爺ちゃんは、腕の良い左官工だったと父親が言っていたのを思い出した。何でも、その腕前はなかなかのもので、長野から東京へ出てきた後も、その腕を買われ大阪からも依頼が来て仕事をしに行っていたんだとか。なるほど。こんなにたくさんの土壁の家があるんだから、きっと曾爺ちゃんはここで修行をして自信をつけて東京へ行ったんだろうなぁ。そう解釈してみる事にした。町の中心地に近づくにつれて、この町の名物は栗だという事が分かりだす。栗の和菓子や洋菓子の土産物屋や、マロンケーキをウリにしたカフェが軒を連ねる。実は私はマロンケーキが大好き。普段ケーキを買う事は多くはないが、たまに無性にケーキが食べたくなる時は決まってマロンケーキを頂く。どうやら、栗の町で育った祖先のDNAがこんなところにも影響しているらしい。(つづく)

 


P16 softball_730筆者:原 雄一郎
1978年生まれ。
千葉県船橋市出身。
FTサービス社編集制作部主任
元JEF市原ジュニアユース
著書【日本人夫在香港】香港経済日報より出版

 

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