読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」第167回

2020/03/18

それぞれのストーリーを思う気持ち

「中国帰りの子、国が過剰反応」
「学校いけない」「いじめ」
悲しい文字が並びます。

この対応を受けて引っ越しをされた
ご家族の話も聞きました。

 

17年前のSARSのとき、
私も北京から帰国後5ヶ月帰れなくなりました。

 

長男の転園で保護者から反対の声があがったときに
園長先生が

「このご家族は1ヶ月前に帰国され感染の心配はありません。
あなたがこのご家族の立場ならどう思いますか?」

と凛として答えてくださったと、
仲良くしていただいたお友達から、
帰る間際に聞きました。

 

P12 Life_MaMa_732園が終わってからお友達と「遊びたい」という
長男がことごとく断られていた理由が
あとになって分かった次第です。

園長先生はお友達のいない長男を気遣い、
何をするときもずっと側にいてくださいました。

長男の転園を後押ししてくださった園長先生と
感染を心配して我が子を遊ばせたくないお母様の中で
毎日のように行き来して遊んでくれたお友達に
たくさんのことを教えていただきました。

 

今中国の友人が湖北省にいて
家から出られない状態が続いています。

 

彼女から

「庭の野菜は全部食べちゃった。」
「自給自足してるので大丈夫よ~」
「マスクはもうないの。」
「家から出れないよ~」

とメッセージが届きます。

 

そのたびにホッとしたり、
心配になったりしています。

中国人と日本人、両国に友人がいて
彼ら彼女らのストーリーを知っているから、

「武漢加油」の日本の垂れ幕に嬉しくなるし、
「中国帰りの子供の受け入れ拒否」のニュースに心が痛みます。

 

また、日本で見えないウィルスが怖いと思う人たちの
気持ちもよく分かります。

不可抗力な「ウィルス」への周りの反応は当然のこと。

被害者意識をもつ必要もなく、
子供が可哀想と思う必要もない。

 

お母さんの心は伝染します。

 

「大丈夫。いつか収束するから。」
「大丈夫。お友達とは繋がっている。」

お母さんの心の安定が大切だとも思います。

 

もしそれがお友達なら。
大切な家族なら。
彼ら彼女らのストーリーを知っていたなら。

こんなときこそそれぞれの人に大切な人がいる。
それぞれの日常がある。
それぞれのストーリーがある。

 

そんなことを思いやることができる「想像力」
今こそ必要なように思います

 


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Kyou氏Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。
現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

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