風水の奥義を行く!第92回 老後は変えられる、の巻

2019/10/09

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

◆香港のシニアたち◆

老人という概念は昔とはもう違います。香港では、リュックを背負って仲間と山登りを楽しむご老人、地下鉄で座らないご老人、スマホを自在に扱うご老人、大学で学ぶ老人、オーストラリアだのヨーロッパだのと海外旅行を楽しむご老人など、「ご老人」とお呼びしては失礼にあたるような、生き生きと人生を享受しているシニアの方にたくさん出会います。
定期的に行うボランティアで歩行器や人に支えられながら歩くシニアの方にオレンジやリンゴなどの果物を配る際に感心するのは、みんながエコバックを持参してくること。そして、もらったフルーツがちょっとでも形が悪かったり色味が良くないと、はっきり文句を言ってくれることです。ここはやっぱり香港。人生の大先輩たちは食に対しての欲望が強く、この欲望が長生きの秘訣なのだと一人で納得しています。
人の一生が90歳とか100歳となる今、四柱推命では老後をどう見るのでしょうか?

◆四つの柱の時柱に注目◆

四柱推命では、生まれた年柱、月柱、日柱、時柱の四つの柱で分析します。この四つの柱を元に10年ごとに変わる「大運」や毎年のエネルギーと共に歩んでいく運を観るのが一般的な手法です。その一方で、この柱を以下のように四つの時期に分けて分析する方法もあります。

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時柱は子孫運や部下との関係を観るのが一般的ですが、晩年に私たちがどのような人生を歩むのかもこの柱で観ることができます。正確には時柱とその時期の大運とを照らし合わせながら鑑定します。大運だけではありません。熟年離婚するのかしないのか、家庭や仲間に恵まれるのかそれとも孤独なのか、定年後も経済的に支障なく暮らせるのか、生涯働き続けるのか、などを時柱で観ることができます。

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古代中国であれば、この晩年期は30代ごろだったのでしょうが、現在ではざっくり「49歳以降」という、場合によっては人生の約半分をこの時柱で鑑定することになります。従来の四柱推命では年柱を重視し時柱を軽く見る傾向がありましたが、時柱が良いかどうかは今の時代、結構大事なポイントです。

◆孟意堂風水的時柱を生かす奥義◆huusui

たとえば、時柱にお金に関わる正財か偏財という「財星」があれば、自分が稼ぐか否かは別として頭の中はお金のことでいっぱいになります。お金がたくさんある晩年が幸せのベンチマークです。この「財星」の下に「傷官」があれば人に頼らず自身の才能で稼ぐことになるでしょう。
自分自身に十分なエネルギーがあり時柱に「正官」があれば、ビジネスで成功することが幸せのベンチマークになるはずです。この時期に実が成ることを知らず働くことを辞めてしまえば、ビジネス上での幸せを味わうこともありません。その反面、この時期にビジネスをすれば課題が登場します。苦しく、先の見えない課題もあります。しかし、求め続けていけば結果を出すことができ、これまでに味わったことのなかった達成感を味わうことができます。
そして、面白いのはこの晩年期が変えられる点です。たとえて言うと、時柱が密度の濃い柱なのか、太くても中味がカスカスの柱なのか、スポンジのような柱なのか、カサカサな柱なのかは、これまでの生活習慣や心のあり方によって違います。そして、この柱をそのままにしておくのか、活用して更に役に立つ柱にするのかは自分次第です。この柱が時間をかけて蓄積している分、大きく変化することでしょう。
前述の香港のシニアたちはこの柱をもっと楽しいものにしようと前向きに、そして貪欲に活用しているように見えます。良い意味での欲望です。


彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
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