読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」第143回

2019/09/18

宇宙の細胞、家族

長男に連絡して返事が４日きませんでした。
はじめはいつものことと思っておりましたが
４日目にはさすがに不安になりました。
倒れているのではないか？

なにかあったのではないか？
結局「iphoneをバックアップしていて３日間復元できなくなっていた」
そうで～～
一安心です。

離れている息子のLINEが既読になるだけで
返信がなくても安心する。
というお母さんもいました。

既読になるということは元気でいるということ。
スルーされても母は幸せです。

チャット通話してきた息子にこんなことを話しました。

家族というものは本当に厄介。
いつも心のどこかで気になるもの。
でもね。あなたには家族を持ってほしいと思う。
他の人の前ではいくらでもいい顔ができるんだけどね。
家族には本当の自分が出てしまう。
家族は一番に自分を映す鏡。
逃げられないから辛いよね。
合わなくても縁を切ることができない存在。
まさにね、人生の修行だと思う。

いつもマイペースで自分の生き方を持っているあなたは、
常識に囚われて体裁で生きる「私」を映しだす。

好奇心旺盛でエネルギッシュな次男は、慎重で臆病な私を映し出す。

ポジティブで単純明解な三男は、複雑に考えすぎる私を映し出す。

一緒にいる時間が長いから、見たくない自分をみている時間も長くなる。

イライラする自分、怒りっぽい自分、理不尽な自分、情けない自分。
子育てを通じてさんざん嫌な自分に向き合ってきました。
そしてね、あななたちのおかげで、お母さんは成長できました。

だからあなたの凹凸を補ってくれて、
足りない自分に気づかせてくれる人を見つけてね。

「家族なんて面倒くさい」
「子供なんて産まない方がいい」
そんな時代だけどね。

足りない部分を補い合って、傷つけ合って、成長して、

家族は宇宙の中の最小単位の細胞のようなもの。
１つだけでは何もできない。
細胞がくっつきあって、融合して進化していく。

ときには未確認物体や菌が入ってくることもある。
そんなときこそ力を合わせて浄化する。
そして知らなかった他人同士結合して大きな家族になっていく。

そんな味方をみつけてね。
そんな家族を作ってね。

それまではお母さん、鬱陶しいとは思いますが
全力で心配し続けます。笑。