香港在住日本人主婦が綴るリレーミニエッセイ Vol.122

2019/01/23

フォトジェニック香港 Vol. 11

大好きな「旧正月」がやってくる!!!

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もうすぐ「旧正月(春節)」ですね~。街はキラキラ(キンキラかな)、人々はウキウキしていて、幸せ気分に浸れるので、一年の中でも大好きな時期の1つです。

2019年は、2月5日(火)・6日(水)・7日(木)の三日間!

 

西暦で育ってきたわたしにとっては、年に2回もお正月がやってくるようで、とってもお得なかんじがしてなりません(日本人の皆さんにはわかっていただけるかと)。今回は、そんな旧正月に活躍する、広東語のご挨拶について。いよいよフォトジェニックが一切関係なくなってきました、笑。

 

「恭喜發財(ゴンヘイファッチョイ)」

これが一番スタンダードなご挨拶。「恭喜」はおめでとう、「發財」はお金持ちになる、つまり、「儲かりますように」という意味が込められている。最初はかなり戸惑ったが、香港らしくて大好きに♡日本語の「明けましておめでとう」のように使われている。

 

「利是逗來(レイシーダウロイ)」

「利是」はお年玉のこと。よって、「お年玉ちょうだい」の意。本気で使うことはあまりなく、お友達同士で冗談で言い合ったりするらしい。日本と違い、お年玉をもらえるのは子どもだけではない。いくつになっても独身者はお年玉を受け取る対象に!また、マンションの管理人さんたちにも、日頃の感謝を込めて渡すのが慣わし。旧正月期間はいつも以上に管理人さんが出現!いろいろ戸惑います、笑。

 

「身體健康(サンタイギンホン)」

読んで字のごとく、「健康でありますように」の意。

 

「龍馬精神(ロンマゼンサン)」

「龍や馬のような元気な気持ちでいられますように」の意。

 

「万事如意(マンシーユイ)」

「何事も全て思いどおりにいきますように」の意。

 

「青春常駐(チェンチョンソンジュ)」

わたしの一番のお気に入りがこの言葉。直訳は青春が常にとどまる、つまり、「いつまでも若々しくいられますように」という意味。なんて素敵なんでしょう♡お正月だけでなく、お誕生日などにも使われる。

 

「生意興隆(サンイヘンロン)」

「生意」はビジネス、「興隆」は繁栄する、つまり、「商売繫盛」の意味がある。ご自身でお仕事をされている方、仕事上でのお付き合いのある方の間で使われる。

 

せっかく香港に住んでいるのなら、せっかく旧正月の時期に香港を訪れるなら、ぜひ広東語で挨拶をしてみることをおすすめします。それが、よりこの街を楽しむ秘訣かな、なんて思っています。香港人の皆さんは、広東語で話しかけると、ものすごく喜んでくれますよー!

最後に、いつもお世話になっている、わたしの広東語の先生をご紹介。流暢な日本語を話す香港人の「アキナ先生」(WhatsApp:+852-9169-2673)です!広東語は発音が難しく、ピンイン*で挫折してしまう人も多い中、日本人が学びやすいようにオリジナルのテキストを使って教えてくださいます。

広東語を学び始めて1年半。アキナ先生だから、ここまで楽しく学び続けられています。最近は、タクシーの運転手さんとの会話ができるようになってきて嬉しい!広東語のレッスンにご興味のある方は、ぜひお問合せしてみてください。

 

*ピンイン(拼音)=中国語のローマ字による表記法の1つ。

 

 


Profile

Sayaのプロフィール
香港でカメラマンとして活動し、主に家族写真の撮影を行なっている。香港が大好きで、街歩きをしているときが至福の時間。趣味は、カラオケ、ヨガ、そして、もちろんカメラ。みつ子とにゃんこ先生の飼い主。つまりは、大の猫好き。2016年より香港で生活。
ブログ:photogenic-hk.com

 

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