ローカルアートコミュニティ「Design District Hong Kong (#ddHK)」

2018/12/27

斬新なコンセプトが魅力
ローカルアートコミュニティを訪ねよう

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Design District Hong Kong(#ddHK)は住民、カルチャーコミュニティ、クリエイティブコミュニティが協働し、創造力あふれるデザインや路上トイベントで形成されたオープンエアスタイルのギャラリーエリア。ツーリズムコミッションの戦略的パートナーである香港コミック&アニメーション連盟と香港デザインセンター(HKDC)が主催する、3年間のクリエイティブツーリズムプロジェクトとして成立したもので、社会の改善と地域活性を促進すると共に、観光客や市民が新たな香港の魅力を発見する起点となることが期待されている。

湾仔や深水埗の観光スポットで行われるイベントとも協力し、ローカルのデザイナーやアーティスト達が、伝統的な職人芸や独特の建築様式、東西南北へと拡大していった1840年台の湾仔沿岸の特徴やユニークな逸話等を、彼ら独自のアートコンセプトを用いて訪れた人に広めている。毎年同プロジェクトが行う深水埗の大規模なファッションイベントは、パブリックスペースでの印象的なインスタレーション、斬新なコンセプト、トレンドを意識した演出により、同地区をファッションやデザインのハブに転換させた。

 

以下に今後のイベントをご紹介しよう。

12月1日から4月末まで、メディアアーティスト、藤幡正樹が手がけるパブリックアートプロジェクト、”HKACT! Act 1 BeHere by Masaki Fujihata”が開催される。藤幡氏による香港の古い写真や住民の口述史を基にした創作をスタジオ俳優達の協力を得て再発信するもので、3Dやアプリケーションという現代技術で過去の香港と出会いつつ、アプリを介して自身をフレーム内に入れ、SNS上でシェアもできるというユニークな展示となっている。最新のデジタルメディアをチャネリングプラットフォームとして取り上げることで、アートは香港の無形文化遺産を保存する新たなツールとなり、作品を介して語られる住民たちのリアルな物語は、自治体を象徴するメタモニュメントの礎となるだろう。

 

また12月からから来年にかけ、”#ddCreativePlacemaking”と称した湾仔地区を再デザインし、野外美術館の如く街角に創造性を吹き込むプロジェクトが始まり、時期ごとに様々な場所で建築やインテリア、工業、家具デザイン、グラフィック、コミュニケーション、デザイン教育等多くのアート作品を展示予定だ。

展示計画については以下が決定している。
#[email protected] of Wan Chai
#[email protected] Wan Fire Station
#[email protected] Mallory Street
#[email protected] Mallory Street

 

そして11月から来年1月にかけては、BODW City Programme(CityProg)が開催されている。これは市民の関心の喚起、地域社会の活性化、地場企業やブランドとの連携促進を目的とした、創作およびビジネスコミュニティの活性化プログラムだ。香港デザインセンター主催のアジアを代表するデザインイベント、ビジネスオブデザインウィーク(BODW)の延長として、会期中は様々なブランドやビジネス、組織および機関と協働した魅力的なイベントを主に湾仔周辺で行う。優れたデザインとイノベーションへの称賛、街のクリエイティブパワーの結集と増幅により、香港はアジアのクリエイティブ・ハブとなるビジョンを実現させようとしている。

 

 


ウェブ:www.designdistrict.hk

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