故郷紹介「沖縄県便り」

2018/08/15

PPWでは、より地元密着型を目指し、隔週で各県の取り組みや故郷紹介を行っていきます。

第四弾は「沖縄県」!
沖縄県香港事務所所長・仲宗根氏にお話を伺いました。

所長

 

香港進出の背景をお聞かせください。

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我が県の香港事務所は1995年に設立され、22年が経ちました。香港はアジアの経済中心地であり、地理的にも沖縄に近いことから設立に至りました。そのときから、事務所の役割の中心は「観光」と「物産」です。当時は直行便もなく、まだまだ認知度が低かった沖縄ですが、現在は、那覇に毎日4便、石垣に週6便の直行便が飛ぶようになりました。

 

 

 

香港での取り組みとその状況はいかがですか?

直行便が飛ぶ前は、大々的に沖縄をアピールしていましたが、現在は認知度も上がり、新しい情報や、香港人が好きそうなマニアックな情報を発信し、飽きがこないような工夫をしています。おかげさまで、観光は、航空路線の増加やクルーズ船寄港により、2017年度の香港からの来客数は約26万人にも上りました。沖縄へのリピーターも多く、香港の方々から愛されている場所だと感じます。物産に関しても、沖縄へ観光される方が増えるとともに注目度も上がり、フェアのお声がけをいただくことも多くなってきています。今年3月にはイオンで、3~8月にはMUJIカフェで、7月にはSOGOと華御結で沖縄フェアを開催いただきました。また、沖縄の商品を取り扱っている居酒屋なども増えています。

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今後、どのような展開を考えていますか?

観光では、社員旅行や教育旅行に力を入れていきたいと考えています。沖縄では大型ホテルや民泊も増えてきており、チームビルディングプログラムなども多いので、それらを紹介していく予定です。加えて、すでに多言語での対応が可能なダイビングをはじめ、スポーツ系(空手・マラソン・サイクリングなど)をよりスムーズに予約できるようにし、沖縄のいろんな楽しみ方を提案していきたいです。物産では、引き続き、沖縄ならではの魅力的な商品(あぐー・ビール・泡盛・黒糖など)を積極的に紹介し、香港のみなさんがそれらを口にする機会を増やしていきます。そして、何より、香港駐在の方々にも沖縄を楽しんでもらいたいですね。那覇まで片道2時間半、石垣までは2時間で行くことができます。それだけ近い場所で、綺麗な海、美味しい食事を堪能できる!香港に比べたら、物価も安く感じるはずです。香港でも沖縄料理を提供する居酒屋などで、沖縄を感じてもらえたら嬉しいです。

 

 


公益財団法人沖縄県産業復興公社香港事務所
(沖縄県香港事務所)
住所:Unit 1211, 12/F., Prosperity Millennia Plaza, 633 King’s Rd., North Point
電話:(852)2968-1006
フェイスブック:沖繩縣香港事務所 – ig: okinawaopg

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