風水の奥義を行く!第75回 本日はお日柄もよろしく、の巻

2018/05/09

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

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◆良いお日柄を選ぶ◆
香港では、人生の大事な時期を「擇日(ざっやっ)」と呼ばれる手法で決めることがよくあります。結婚の日取りや会社立ち上げの日、お店開店日だとか新居に引っ越しする日などをどのタイミングにすると上手くいくのかを選ぶのです。

「擇日」は結構難しいもので、二十四節気をはじめ、太陽や月や星の動き、陰陽五行論を駆使して人や場所のエネルギーをぐいっと変えることができるものです。当コラムの第73回で説明した「玄空」とも深い関わりを持っています。「通勝(中国の暦の本)」で赤色の文字で記されるおめでたい日だけを追って、テキトーに選ぶのとはちょっと違います。

そもそも結婚や開業を春にするのか夏にするのかでその時間のエネルギーは違います。暦の上では5月6日は立夏。その前は春ですが、この立夏以降は火エネルギーが日に日に強くなっていきます。

◆天合地合◆   
擇日の様々な手法の中で、人間関係が潤滑になり物事がスムーズにいくように「天合地合」の日に注目する方法があります。

まずは天。
甲乙丙丁・・・という十種類の天干(てんかん)の中でキャラの違う陽エネルギーと陰エネルギーが引き合うことを干合と言い、以下の5つの組み合わせがあります。

甲(陽木・きのえ)と己(陰土・つちのと)
丙(陽火・ひのえ)と辛(陰金・かのと)
戊(陽土・つちのえ)と癸(陰水・みずのと)
庚(陽金・かのえ)と乙(陰木・きのと)
壬(陽水・みずのえ)と丁(陰火・ひのと)

次に地。
子、丑、寅という十二種類の地支(ちし)の中でキャラの違うエネルギーが引き合うことを支合と言い、以下の6つの組み合わせがあります。

子(陽水・ねずみ)と丑(陰土・うし)
寅(陽木・とら)と亥(陰水・いのしし)
卯(陰木・うさぎ)と戌((陽土・いぬ)
辰(陽土・たつ)と酉(陰金・とり)
午(陽火・うま)と未(陰土・ひつじ)
申(陽金・さる)と巳(陰火。へび)

そして、年や月や時の干支と干合支合する日を「天合地合」の日と言うのです。

◆孟意堂風水的天合地合を読み解く奥義◆
今年は戊戌(つちのえいぬ)年ですので、この干支と天合地合する干支」は癸卯(みずのとうさぎ)の日です。この日は今年のパワフルな太歳エネルギーを吸収して私たちに力を与えてくれる日です。しかも、癸卯のエネルギーらしく穏やかで、天合地合であるために人との関係もスムーズになる日でもあります。

何か新しいことを始める時にこういうお日柄を選ぶとその後スムーズに物事が運ぶ場合が多いのです。なんとこのコラムが配信される5月11日も癸卯の日です。そして、この日は60日に1日しか巡ってきません。

その人が持っているエネルギーやその場所の空間がこうした時間とマッチしないと効果は出てきませんが、もしもそれがマッチすると、人は空を飛べるようになります。飛行機が離陸する時のように「えいっ」と勢いがつき、今までとは違った空間と時間の中でよりスムーズな時を過ごせる。これが擇日を活用することだと思っています。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
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