PPWおすすめ映画「バイロケーション」 - 映画・音楽・芸術・アート投稿

「バイロケーション」とは、自分の近くに発生するもう1人の自分のこと。19世紀初頭から世界各地で発生が確認され、実際に研究もされている。この現象を題材にした法条遥の小説「バイロケーション」が第17回日本ホラー小説大賞を受賞し、角川ホラー文庫20周年記念作品として映画化された。
ある日スーパーで偽札の使用容疑をかけられた主人公の桐村忍（水川あさみ）。防犯カメラの映像には、いるはずのない自分が映し出されていた。現場に到着した刑事の加納（滝藤賢一）に、これは自分ではないと主張すると、「あれがあんたじゃないのはわかっている。あれはニセモノだ」という意外な返事が返ってきた。忍が加納に連れて行かれた集会で聞いたのは、自分と全く同じ容姿だが別の人格を持つもう1人の自分「バイロケーション」の存在。通称・バイロケと呼ばれるその人物は、オリジナルよりも凶暴な性格を持ち、必ずオリジナルを殺しに来るという…。
主演は連続ドラマ「シェアハウスの恋人」などで人気の水川あさみ。脚本・監督は「リアル鬼ごっこ」シリーズなどのホラー映画を多く手掛けてきた若手女流監督・安里麻里が務めた。さっそく映画館で恐怖体験を！！

バイロケーション
4月24日公開
監督：安里麻里
出演：水川あさみ、酒井若菜、千賀健永、高田翔、滝藤賢一