風水の奥義を行く!第73回 玄空、この第四の世界、の巻

2018/03/05

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります

◆時間と共に変わる風水◆
「西南に水」
魔法のようなこの言葉は今からちょうど15年ほど前の香港で言われていた言葉です。

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つまり、海や川、ダムやプールなどの水が西南の方位に見える地域は経済的に発展していくのだ、という意味です。日本よりも比較的気楽に引越しできる香港で、当時は西南に水が見える地域の不動産に人気が殺到しました。西南にビクトリアハーバーの見える啓徳空港跡地やクントンなどは、その後この魔法の言葉の通り再開発され発展していきました。

海や水の見えない地域では、孟意堂風水でもおなじみの「明堂(平らなある一定の空間)」が水の役割を成す場合があります。競馬場も明堂になりますので、競馬場が西南に見える地域が再開発され高級マンション等が誕生したのもその頃でした。

風水は平面という二次元の世界や空間という三次元の世界を見るだけではありません。その空間が時間と共に変化していく第四の世界もあります。同じ場所であっても昨年の今頃と今とでは何らかの要素が違います。それを風水の言葉で「玄空(げんくう)」と呼びます。

◆風水で情報を早く読みとる◆   
住まいですら投資の対象になる香港では、「今人気のあるエリア」ではなく「これから先人気が出て来るエリア」をいち早く知ることが重要です。情報は早い方が良く「今」ではもう遅いのです。風水を活用していくと、次に何が来るかが見えてきます。それはオカルトチックなものでも第六感でもなく、確固たる根拠から来るものです。

「玄空風水」では、長期的な時間の周期を180年と考え、それを9つに分けて20年ごとに中期的な周期があるとみなしています。私たちが存在している今は第8運(2004年-2023年)で、その次にくる第9運(2024年-2043年)とは違ったエネルギーが流れ、違った事象が起こります。ただし、この「玄空風水」には先天運と後天運があり、前述の時間の流れは後天運にあたります。

先天運でみると、なんと昨年あたりから第9運は始まっています。ラッキーなことに私たちにまた変化に対応できるチャンスが巡ってくるのです。

◆孟意堂風水的第四の世界を読み解く奥義◆
では、第九運にはどのようなエリアが繁栄していくのでしょう?それはズバリ「真南に山があり真北に水があるエリア」です。このような条件のエリアは第9運には大いに発展していくのです。海に囲まれ山の多い香港ではいくつかのエリアがその条件にあてはまりますが、中でも注目しているのが香港トラムの拠点の一つでもある「北角(ノースポイント)」です。

北角はセントラルやコーズウエイベイと比較すると香港島の北側で最も北にあるエリアです。このエリアは豊かなビクトリアハーバーが北に面しており、南側は穏やかな小馬山に支えられ、風水のパターンとしては優れているエリアです。真南に山があり、真北に海という水がある為、第9運には今よりももっとエネルギッシュでもっと人々でにぎわう地域になるはずです。

北角には海に面して作られたマンションが多いですが、海が北に見えればどこでも発展するかというとそうではありません。山のエネルギーが龍のように流れ、そのエネルギーと水が出逢うところが発展する条件の土台になります。そこがどこかを探し、どのように吸収できるかを前もって検討していくのです。今は穏やかなエリアですが、時期が来ればドラマチックにその力を発揮し、そこにいる人々をさらに輝かせていくのです。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
<問い合わせ先>
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電話:(852)9841-6366
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