風水の奥義を行く!第72回 運は続くよどこまでも、の巻

2018/02/06

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

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◆孟意堂、映画を見て涙する◆
 恭喜發財!
この一年、益々健康に恵まれ、商売繁盛、開運発展、心よりお祈り申し上げます。さて、春節とは関わりのない話題ですが、先日映画を見て思い切り泣きました。人目もはばからずに泣きました。自分の中にこんなに涙があったのかと驚くほど身体中から涙があふれるようでした。
「ナミヤ雑貨店の奇跡」http://namiya-movie.jp
時は1980年。西田敏行さん演じる雑貨店の主人に対し、誰にも言えない深刻な悩みを人々は一枚の手紙に託します。雑貨店の主人はその相談に対し一生懸命考え、アドバイスを手紙に書いて雑貨店の脇にある牛乳箱に投函します。その噂が広まっていく中、雑貨店の主人はある事件を新聞記事で読みショックを受けます。彼が不倫相手の子を出産すべきか否か相談を受けた未婚の女性が赤ちゃんを乗せて車に乗ったまま海に飛び込んでしまいます。その女性は亡くなり、赤ちゃんは助けられ、この事故は自殺とみなされます。彼は自分がアドバイスしたことでその人の生き方や人生そのものまで変えてしまうこと、その重さを改めて実感し、大いに悩み苦しみ、そして恐ろしくなります。

◆命式と大運◆      
四柱推命では、元々人が持っている命式を陰陽五行で良し悪しを判断します。その人が持っている能力がいつ発揮されるのか、どのタイミングで何が起きるかは、10年ごとに変化する「大運(だいうん)」で判断します。

この大運は、四季のように春、夏、秋、冬と巡ってくる場合もあれば、人によっては秋から始まる人もいます。また、夏、春、冬、秋と逆に流れる人もいます。
例えば、学生時代に学習運が巡ってくれば、人はよく勉強して良い成績を残すことができますが、学生時代に違う運が巡ってくると勉強に関心がなく、人によっては学校に行くのをやめてしまう場合もあるでしょう。しかし、その人がその後の人生で学習運が巡ってくると、「何故学生の頃に勉強しなかったのだろう」と後悔しながらも何かを学ぼうとすることになります。それがいくつであっても、です。

◆孟意堂風水的大運を読み解く奥義◆
さて、前述の事故には続きがあります。生き残った赤ちゃんは養護施設で成長し高校生になりますが、ある日、自分が不倫の末に生まれ、母親が生活苦の末に自殺した事を知り苦しみ、命を捨てようとします。しかし、ナミヤ雑貨店のご主人が母親に送った手紙により、本当のことを知ります。「一生かけてこの子を守ると思えるのなら産んだ方が良い」というご主人のアドバイスの通り、母親は全力で赤ちゃんを育てていました。ある日、赤ちゃんが熱を出し病院に車で向かう途中、疲労が重なり居眠り運転をしてしまい、海に飛び込んで亡くなってしまったのです。死期が迫っていた雑貨屋のご主人は、この女子高生が事実を知った上で涙する姿を垣間見ることができます。そして、自分がアドバイスしたことであの時の赤ちゃんの命が輝いて行く姿に「何よりものプレゼントだ」と感謝するのです。

前述大運は10年ごとに変化しますが、その影響は10年経ったら一つが終わると言うわけではありません。あたりまえのことですが、人生が続く限り移り変わっていくものです。
辛く苦しい出来事を経験した時、人には二つの選択肢があります。そのことを辛く苦しい事のままに引き摺るという選択肢と、そして、もう一つはその事から目を逸らさず学んだ上で生かすという選択肢です。後者の選択をした人の人生は、これまた大変な選択肢ですが、その人が本来持っているもの以上の輝きを後天的に放つことにつながるのです。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
電子メール:[email protected]
ホームページ:http://mannidou.com
フェイスブック: mannidou

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