風水の奥義を行く!第70回 それは偶然ではなく、必然、の巻

2017/12/05

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

◆痛い思いは何かのサイン◆
先日雨の中、石段ですってんと転んで腰や足を打ち怪我をしました。思ったよりも打ち所が悪くて痛みが激しくなり病院に行ったものの、痛み止めの飲み薬と塗り薬が処方されるのみでした。それを見かねた友人から鍼伮医を紹介してもらい、そのおかげで足の怪我は少しずつですが快方に向かっています。

怪我をして痛い思いをすることは辛いことですしできれば避けて通りたいことですが、この怪我がきっかけとなり自分の身体の抱えている問題点を知ることができました。その問題に気づかずそのまま放置していたら、年齢が増した時にもっとひどいことになっていたはずです。孟意堂のことを親身になってくれる仲間がいることにも改めて気づかされました。あの怪我はそのサインだったのでは、と思います。

◆トラブルを避けるために風水がある?◆      
誰だって痛い思いをしたくないですし、トラブルを避けるためになんとかするのが風水、と思う方も多いことでしょう。でも、本当にそうなのでしょうか? たとえば、良い成績で学校を卒業し、誰よりも早く出世してとんとん拍子に活躍できる企業人となり、家庭も順調、仕事も順調、そんなトラブルとは縁のない人生を送った場合どうでしょうか?

この方が謙虚に自分磨きを怠らず自分自身を進化させることができれば良いのですが、往往にして「人生こんなもの」と舐めてしまい、挙句の果てには周りの評価に振り回され自分を見失うことになりかねません。逆に、卒業して皆と同じようにサラリーマンになったものの痛い目に遭い、「二度とサラリーマンになるものか」と心に誓って創業者となり、その後成功する場合があります。

自分を磨き進化している人には何らかの結果がもたらされます。それを見極め、次のステージを上るサポートをするのが風水の役割の一つなのかもしれません。

◆孟意堂風水的「火水未済」を読み解く奥義◆

火

易経の最後に「火水未済(かすいみさい)」という卦があります。この卦は上へ昇る習性の火が上にあり下に流れる習性の水が下にある為、良くない解釈をされることの多い卦です。この卦の意味は未だ済まないこと。「ただ忙しいだけで努力しても成功はない。」とか「混沌としていて完成されない」「あと一歩のところでしくじってしまう。」と解釈されます。しかし、この卦の奥に潜む意味は「変化すること」。つまり、「変化することで進化できる」と言う意味もあります。「今は成功できないけれども、やり方を工夫すれば進化できるチャンス(好機)がある」とも読み取れます。今はまだ通過地点でありゴールはこれから。結論付けるのはまだ早いのです。

水

これから先進化できる人にだけ「火水未済」という易が与えられます。

水2

テレビドラマ「ボク、運命の人です」では、亀梨和也さん演じる主人公・正木誠は女性にモテず、付き合った女性に騙され散々な思いをします。木村文乃さん演じる相手の女性も辛い恋愛を経験します。でも、そうした経験は二人が出会い結婚するための必然的なものだと山下智久さん演じる「神」は言います。この「神」は主人公が運命の人と結婚できるように見えない力で何度も救いの手を差し伸べていきます。

現実の世界では山P演じる神が助けてくれることはなさそうですが、私たちには「進化できる」というチャンスがあります。痛みを伴う経験も偶然たまたま起きたことではなく何かのサイン。更に進化できる好機なのです。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
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フェイスブック: mannidou

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