僕の香妻交際日記 第13回 香港で食事を楽しむための5つのアドバイス

2017/10/16

ちょっとそこのあなた!そのスプーン、本当に口に入れて大丈夫ですか?…なんてCMはありませんが、日本のレストランと異なり、香港のレストランでは受身でいると危険です。そこで、今日は香港で楽しく食事をするための5つのコツをご紹介します。

1.ティッシュを持参する
日本のレストランだとティッシュが置いてあるところも多いですが、香港のローカルレストランでは基本的に置いていません。レストランでは机や椅子、箸や食器、缶の飲み口など拭くところ満載です。もちろん拭かなくてもいいんです。でも、香港人が積極的に拭いているところを見ると、なんだか拭いた方がいい気がしてきます。

2.食器を確認
香港の場合、ローカルだろうが自称三つ星だろうが日式だろうが席についた際には必ず皿やスプーン、箸などをチェックしましょう。何をチェックするかと言うと、汚れです。見た目は問題がなくても、箸やレンゲ、お椀はティッシュでサッと拭いておいた方が間違いありません。変な汚れがついていればすぐに交換してもらいましょう。

3.水をもらっておく
ローカルレストランの場合、席に着いたらまず水をもらっておきましょう。飲むためではありません。スプーンや箸をつけておくためです。つまり、スプーンや箸をそのまま口に入れることに不安があるということですね。

4.飲み物のタイミング
ランチやディナーでドリンク付きセットメニューを頼む際はドリンクをいつ出してもらうか自分の希望を伝えておきましょう。日本だと店員から「食前か食後か」聞いてくれますが、香港では基本的に聞いてくれません。というか、基本的に速攻出てきてしまいます。冷たいコーラを頼んだときは速攻出してもらっても構わないのですが、食後のつもりでホットコーヒーを頼んで食前に出てきてしまうと気持ちもコーヒーも冷めてしまいます。

5.会計の内容
「マイダン!」をするときは、支払う前に必ずレシートの中身をチェックしましょう。何をチェックするかと言うと、過剰請求されていないかどうかです。特に途中で注文を取り消したり、追加したりした場合は必ずチェックしてください。香港のレストランでの過払い請求の払い戻しについてはさすがに◯ディーレ法律事務所も対応してくれないでしょう。かつての私(独身身時代)は何一つ気にせずに香港での食事を楽しんでいました。本当はいろいろ汚れていたことも、払い過ぎていたことも知らずに、ムゴイサイ!なんて笑顔で言いながら…その環境に慣れるということはある意味で強くなったとも言えますが、決して自由を得た訳ではありません。特に香港のレストランではサービス料10%を支払わなければいけませんので、気持ちよく食事をしたいですよね。

見えない罠だらけの香港生活で本当の自由を得るために、私も日々、妻から生きる術を学んでいるところです。

ではでは。

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本当に効果があるかどうかはさておき、とりあえずつけておきましょう


ルーシー龍
ルーシー龍(りゅう)
香港人妻との結婚歴3年目の日本人。沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでチョンキンマンションに憧れて香港にやって来る。趣味は早く家に帰って妻と一緒にTVBのドラマを見ること。

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