風水の奥義を行く!第65回 街のシンボルになる、の巻

2017/07/11

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

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◆活気ある街市◆
香港には「街市(がいし)」と呼ばれる公設市場が76ヶ所あります。香港人の胃袋を満たす生鮮食料品だけでなく、パン屋あり、テーブルウエアあり、そして最近は日本の果物や調味料なども販売されています。街角にはワンタン麺屋やレストラン並みの食事を出すところもあり、街市は食のパラダイス。多くの人で賑わい、常に活気であふれています。

さて、香港で店舗を借りる場合は家賃が高く、希望通りの場所を見つけられないことが多いかもしれません。お店も路面店とは限らず商業ビルの一角を借りることも多いですが、そのビルが良いロケーションでなければ集客はできません。どのような立地にお店を構えるかは、今更ながらですが大事な条件です。

◆水は上から下に流れる◆
風水は目に見える条件のみならず目には見えない「エネルギー」を扱うため、説明を受けないと納得いかないこともあることでしょう。重なる修行と専門的な知識によって風水師が判断しアドバイスすることは人々に理解されにくいものです。

そんな中、立地を選ぶ際に風水師でなくてもできる方法がいくつかあります。その一つが「雨降りに場所選びをすること」です。

山や坂道が多く道路の水はけの良くない香港では、雨が降ると道路脇に水が流れるのを見ることがよくあります。場合によっては小川のようになるところもあります。それがどこからどこにどのように流れて行くかを目で追って行くのです。

香港の街市に共通しているのは土地の低いエリアにある、ということです。英語で街市のことを”Wet market”と呼ぶゆえんです。

水は高いところから低いところに流れるという原理は商売をする上ではとても大事なポイントです。

◆孟意堂風水的水の法則を生かす奥義◆
水法。これは風水で店舗を繁盛させるための奥義の一つです。
この方法は、あの世の人たちが住むお墓などの陰宅を見るためのものでしたが、21世紀の現代では店舗や事務所などに使われるようにもなりました。

この手法にはリアルな水が必要になります。よって、この場合も高い場所から低い場所への原理を活用します。

言い換えれば、その場所に活気をもたらせるためにはリアルな水がどのように流れるのかを創意工夫する必要があります。魚市場であろうとマルシェであろうとこの原理は世界共通です。水が勢いよく店の玄関を右から左へと通り過ぎるような坂道にお店を構えてしまうと、収入に恵まれることでしょうが出て行くのも早い店になりかねません。その反面、運良く水が溜まる場所に店を構えれば、集客の助けになること間違いありません。

そして、その流れをどうやって店内に引き寄せるのかも重要です。向こう三軒両隣に並ぶ店舗の中、自分の店舗にどう引き寄せせるのかの工夫が必要です。

水法を扱う上でもう一つ大切なことがあります。
それは扱う水が清らかかどうか、という点です。水が濁っているといくら集客できてもどこか邪(よこしま)な商売になってしまい、ひいてはトラブルが生じたり、商売が長続きできなくなります。利益のみを優先し周囲の人々に喜ばれない商売では、風水は味方してくれないのです。

香港には、かつて地元の人に愛され地名のように呼ばれた百貨店や、船の形がシンボルのスーパーマーケットがあります。どうせやるなら街のシンボルになろうじゃありませんか。風水はそういう人たちの背中を押し応援する存在だと思っています。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square, 1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
電子メール:[email protected]
ホームページ:http://mannidou.com
フェイスブック: mannidou

 

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