風水の奥義を行く! ガンと共存する、の巻

2017/03/06

中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。

◆ガンと向き合う◆
吉高由里子さん主演の人気テレビドラマ「東京タラレバ娘」のように「もしも自分の身近にいる人がある日突然重い病気になってしまったら」とか、「自分自身が病気になってこの世の中から消えてしまったら」とあれこれ考えるのは決して賛同できませんが、この世の中には突然人の命を奪ってしまう可能性のある恐ろしい病気があることは頭の片隅に置いておくべきことなのかもしれません。

ガンもその一つ。

日々ガンと向き合いながら生き抜いている小林麻央さんや、大事な声帯を摘出したけれどその後より素敵な人になっているつんくさんを始め、芸能界でも多くの方がガンという病気を乗り越えています。

そしてこの病気は、華やかで遠い芸能界の人たちの間だけではなく、とても身近なところで起きてしまう病気です。

◆時間と病の関係◆
風水には、地面を見る風水と共に時間を見る風水があります。この時間を見る風水を専門用語では「玄空(げんくう)」と呼びます。これは易と深い関わりがあります。

時間と共に変わる玄空には先天と後天があります。

後天的なものは20年ごとに変わり、180年かけて龍がこの世の中の天を一周すると言われています。180年を九つに分け、それぞれを一つの運というユニットでとらえます。一運から三運までが上元(じょうげん)、四運から六運までが中元(ちゅうげん)、七運から九運までを下元(かげん)と呼んでいます。この一から九までの数字にはそれぞれ意味があります。

今は2017年ですから、私たちは下元第八運(2004年~2023年)の中にいます。

第八運の八は、易の世界では艮(うしとら / ごん)と呼び、大きな山のように「止まる」という事象があります。五行エネルギーでは土エネルギーです。この時期に起きる病気は土エネルギーに関わる病気で、皮膚病、胃腸や脾臓の病気、そして良性・悪性共にポリープができやすくなります。

ガンは、残念ですが第八運のこの時期に、多くの人が影響を受けやすい病気です。

◆孟意堂的ガンと共存する奥義◆
痛くて、辛くて、苦しいガンは、気丈な人でもいとも簡単に失望させてしまいます。何もしたくなくなり生きる気力をなくしてしまいます。ガンはある日突然やってきて、予想もしない猛威を揮い、その人とその家族の大切な時間を奪ってしまいます。時には彼らを大きく傷つけ、彼らの人生やその矛先を大きく変えてしまいます。

孟意堂の気功の師匠の師匠である釋延王先生は少林寺の方で末期ガンを若い頃に患い、その後乗り越えた方です。

易筋経

古くから伝わる「易筋経(えっきんきょう)」と「洗髄経(せんずいきょう)」という気功を自分流にアレンジし、ガンで床から起き上がれない人でもできる方法を編み出しました。彼の教えに多くの人が勇気をもらい、その方法は多くの人たちに伝授されています。

原理は比較的簡単です。悪性腫瘍も自分の身体の細胞の一つ。それを切り捨てるのではなく受け止め、良性の細胞に変えていく、という考え方です。

その一方で風水では、ガンのような重くて突発性のある病気の原因は、そこに住んでいる人と住まいのエネルギーのズレにあると考えます。お住まいの中で、病気になりやすいエリアと健康に恵まれるエリアを見出しアドバイスします。それは、スーパーマンのように透視能力があるからでもなく、霊能者のように特別なインスピレーションがあるわけでもありません。陰陽五行の理をよく理解し、そこに住んでいる人々にダメージを与えるようなエネルギーを改善し、活力を与えるようなエネルギーを見出せば良いのです。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。

孟意堂 
<問い合わせ先>
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