MASSIMO DE CARLO GALLERY HONG KONGでは初めてのグループショー

2017/02/13

グループ展

中環(セントラル)のギャラリー、MASSIMO DE CARLO GALLERY HONG KONGでは初めてのグループショー、「BETWEEN UTOPIA AND DYSTOPIA」を開催する。フリーのキュレーターと批評家Manuela Lietti氏によってセレクトされた作品は、中国にルーツを持ち、風景を観念的に表現する現代アーティスト6人によるものだ。

「今回の展示の特徴は、異なる世代と背景に属しているアーティストが、視覚の概念上で自然主義的な解釈に関する見解を、現代中国の絵と彫刻の中に表現している点です。作品の数々が文化的、社会的で、地政学的な関係があることを理解頂けるでしょう。」と、Lietti氏は語る。

出展する芸術家達は、独自の捉え方で主題にアプローチし、リアルと理想の局面の間に浮かぶ風景画を創作することに成功している。

外見的視野と内なるヴィジョンは、牧歌的でなく、本質的に描かれた崩壊する世界のイメージと共存する、親密さと瞑想的トーンで満たされる。

メランコリックな精神世界を表現するJia Aili、観る者のリアリティに対する確信、認識を揺さぶる作品を生み出すLiu Xinyi、シンプルな風景画の中に観念的な世界観を表現するMeng Huang、モノトーンの作風で観るものを瞑想世界に導くQiu Shihua、独自の審美と概念的な作風のWang Sishun、ピュアで抽象的な表現を得意とするWang Zhongjie̶。アートフルな1年の始まりに、個性に富んだ現代アーティスト達の作品に触れてみては。

グループ展

Between Utopia and Dystopia
Massimo De Carlo gallery
住所:301-302A Pedder Bldg., 12 Pedder St., Central
日時:~3月11日 月~土 10:30~19:00

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