「第40回香港国際映画祭」NMB48のドキュメンタリー映画も出品!

2016/02/22

第40回香港国際映画祭1今年で40回という節目を迎える「香港国際映画祭」が、3月21日から4月4日の約2週間にわたり開催される。香港に春を告げる風物詩としてもすっかりお馴染みのイベントだ。毎年約50ヶ国から集まった280以上の作品が上映され、製作者を含め約60万人が参加しており、アジアを代表する映画祭として世界に知られている。
同映画祭は、長編、短編、ドキュメンタリーなど各部門が設けられているが、メジャー作品だけでなく新人監督作品部門もあるため、新しい才能の発掘の場、アジア映画界における登竜門のような存在にもなっている。
映画祭に足を運べば、中国映画界のスケールの大きさとアジアタレントの層の厚さをフィルムを通じて感じ取ることができるだろう。
日本作品が出品されると日本のメディアなどでも話題に上るが、今年は、AKBグループとして知られるNMB48のドキュメンタリー映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」の出品が決まり話題を呼んでいる。
ワールドクラスのフィルム上映、世界の映画製作会社が行うセミナーや展示などイベント内容も多用な中で、毎年人気が高いのがデジタル技術で復元された クラシックフィルムの上映だ。
今年登場する懐かしの映画は、1965年にアメリカとイタリアによる合作で生まれ、米アカデミー賞で5部門を受賞した恋愛ドラマの「Doctor Zhivago(邦題:ドクトル・ジバゴ)」や、1983年製作の台湾映画で侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の代表作「The Boys from Fengkuei( 邦題:風櫃の少年)」、マフィアの世界で生きた男の実話を元にして書かれた1990年のアメリカ映画「Goodfellas(邦題:グッドフェローズ)」に注目が集まる。その他、イタリアのフェデリコ・フェリーニ監督による1973年製作の「Amarcord(邦題:フェリーニのアマルコルド)」やロシアで1938年に制作された「Alexander Nevsky(邦題:アレクサンドルネフスキー)」など、国際映画祭という名に相応しく、滅多に見ることのできない世界各国の貴重なフィルムが集結する。映画好きな方はお見逃しなく。

第40回香港国際映画祭
期間:3月21日~4月4日
ウェブ:http://www.hkiff.org.hk
第40回香港国際映画祭2

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