「カラオケすなっくμ(ミュー)」オーナー、後藤尚子さんインタビュー

2016/01/27

お酒とつまみを片手に歌を楽しみ、ママとディープな話ができる場所―スナック。日本ではコンビニよりも数が多いという説もあるスナックだが、香港にもそんな大人の社交場があるのをご存じだろうか。尖沙咀(チムサーチョイ)のHart Avenueに2ヶ月前にオープンした「カラオケすなっくμ(ミュー)」は、昭和の場末感だっぷり。えんじ色のカウンターチェアにアラベスク柄の壁紙、ミラーボールなど、「The・日本のスナック」といった雰囲気だ。今回は同店のママ、後藤尚子さんを取材した。

PPW:香港でカラオケスナックをオープンするに至った経緯を教えてください。
後藤さん:日本ではデパートガール(アパレル系)を20年ほど勤めていました。香港在住の友人がいたので、日本にいた時からよく旅行で香港へ訪れていました。渡港回数が増え段々と香港のこともわかってきたある日、ふと、「香港にスナックってあるのだろうか?」と気になり…。友人に尋ねてみたところ、μと同じビルの16階にあるバー「酒の一滴は血の一滴 涙こぼしても酒こぼすな」を教えてもらったのです。実際に行ってみるとお店の雰囲気がとても気に入り、それがきっかけで、香港に来たときは頻繁にお店に足を運ぶようになりました。
そんなある日、酒の一滴のママから、「お金を払って飲む側じゃなくて、お金をもらって飲む側にならない?」とスカウトしていただいたのです。あとで聞いた話ですが、ママと何
人かでカラオケに行ったとき、ママが「これだ!」と思い、カラオケスナックを出すきっかけになったそうです。色々考えましたが、思い切って香港でカラオケスナックをオープンする
ことにしました。
カラオケすなっくμの風景
PPW:デパートガールからカラオケスナック!大きな転身ですね。苦労された点はありますか?
後藤さん:デパートガールのときは、お客様はモノを求めてやってきました。商品の利点を説明し、それに自分の個性をプラスして販売するというスタイルでしたが、今は違います。時
間を売っているという感じでしょうか。皆さんここに来ることを楽しみにしていらっしゃいますので、今まで経験したことのない難しさがありますね。

カラオケすなっくμの店内
PPW:μという名前の由来は何ですか?
後藤さん:μ はギリシャ文字の一つです。ギリシャ神話に出てくる歌の女神ムーサの頭文字をとり、「μ」という名前にしました。店内は場末感が漂う昭和のスナックをイメージして
います。お一人で来店されても、歌の年代が同じだと初めての人同士でも盛り上がることができます。好きな歌を歌ってみんなで愉しみましょう♪

PPW:元々歌は得意だったのですか?
後藤さん:小学校のときは合唱団。中学・高校は演劇部に所属していました。それがあったからかどうかはわからないですが、腹式呼吸の基礎ができているのだと思います(笑)。お客様からはよく「歌うまいね」とか「デュエットが心地いい!」と言っていただきます。好きな曲は、アンルイスの「夜に傷ついて」。その他、リクエストがあれば頑張ってマスターしますのでお申し付けください!

取材時になんと一曲披露してくれた後藤さん。とても伸びやかな歌声が心地よく、こちらも合わせてデュエットしたくなってしまった。同店は時間制ではないので、一定チャージで何曲でも歌うことができる。また、食事は酒の一滴から出前も可能だ。忘新年会の二次会は「μ」で決まり!

カラオケすなっくμのママ

カラオケすなっくμカラオケすなっくμ

住所:8/F., SOHO Tower, 25 Hart Avenue, TST
電話:(852)5402-5705
時間:19:00~3:00
( 平日19:00~21:00 ハッピーアワー実施中!!)

Pocket
LINEで送る