女性の活躍に関する調査 ソニー生命保険株式会社

2013/12/30

「女性が職場でイキイキしている」と思う人は約4割 〜女性の活躍に関する調査〜

近年、働く女性が注目されてきている。彼女たちはバリバリと働き、時には男性以上の働きをすることも。この度、ソニー生命保険株式会社は、20歳~69歳の女性に対し、「女性の活躍に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開した。

27アベノミクス成長戦略の中核に「女性の活躍」の推進があるが、様々な場面でイキイキと活躍する女性に期待が集まっている。そこで、全国の女性1,000名に、各場面で女性がどの程度“イキイキ”と活躍していると思うか聞いたところ、「イキイキと活躍していると思う」の割合は「家庭」47.5%、「職場」40.8%、「地域社会」40.0%となった。最も多かったのは「家庭」だが、「職場」や「地域社会」でも4割の方が、女性はイキイキと活躍していると感じているようだ。女性の活躍を実感している層が実感していない層を上回り、女性の活躍の場が広がっていることが伺える結果に。

女性が職場でイキイキと活躍していると思う割合は4割だったが、そうである為には何が必要だと思われているのか。全回答者に聞いたところ、最も多かったのは「家族の協力」(65.0%)だった。次いで、「休暇が取りやすい職場環境」(64.8%)、「保育サービスの充実」(60.5%)と続く。休暇などに関する項目が上位となり、ライフスタイルに合わせた働き方のできる場所が“イキイキ”と活躍できる環境と考えられていることが分かった。

また、年代別にみると、「男性の介護参加」が60代では45.5%と全体より12.9ポイント高くなった。60代の方が働くにあたって、介護が身近に差し迫る問題になっている様子が伺える。

女性の活躍の推進やその経済効果について、女性たち自身はどう考えているのか。「女性の就業機会の拡大を推進すべきだと思う」は75.4%、「女性の職場での活躍により経済は活性化すると思う」は71.5%の方が「そう思う」と答えた。多くの女性が、活躍の場が広がることを望み、その女性の活躍が経済に良いインパクトを与えられると考えられていることがわかった。

また、働きながら子育てをするワーキングママについての意識を聞いたところ、「仕事と育児は両立が困難だと思う」は73.3%、「働く母親は時間の使い方が上手だと思う」は75.3%が「そう思う」と回答。仕事だけでなく家事・育児にも時間を割かなければならないワーキングママだが、仕事と育児を上手く両立させるポイントは、時間の使い方にあるかもしれない。また、「働く母親が活躍している企業を応援したいと思うか」という質問に対し、74.2%が「そう思う」と答えており、ワーキングママの活躍する企業やその商品・サービスは女性から高い支持を得ている傾向にあるようだ。

女性が働きにくかった今までの環境が変わったことで、近年では女性の活躍の場が大きく広がった。これからは、女性リーダーがどんどん増えていくのではないか。

◆調査タイトル :女性の活躍に関する調査
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
全国の20歳~69歳の女性
◆調査期間 :2013年10月25日~10月28日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から各年代が均等になるように抽出)
(内訳) 20代 200名/30代 200名/40代 200名/50代 200名/60代 200名
◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社

 

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