第7回「香港国際室内アンサンブル祭」中環(セントラル)で開催

2015/12/14

「Chamber Music」に魅了される、8日間
Chamber Music
第7回Hong Kong International ChamberMusic Festivalが1月20日から27日まで開催される。Chamber Musicとは2名以上、25名以下の楽器奏者によって演奏される室内楽のことで、日本では「室内アンサンブル」と呼ばれている。
同フェスティバルは2009年から始まり、今年で7回目を数えるが、奏者のレベルが非常に高いのが特徴。今回の芸術監督も世界的に有名なヴァイオリニスト、Cho-Liang Lin氏が務めている。
また同フェスティバルでは、国際的に活躍をする奏者と、地元で活躍をする奏者がチームを組んで演奏をするため、通常はお目にかかれないコラボレーションも観ることが出来る。
今年の奏者には、chamber musicにおいて有名なEmerson StrinQuartet、ピアニストのJon Kimura Parker、新星のZhang Zuoを始め、Tokyo String Quartetの元メンバーであるMartin Beaver、など蒼々たるメンバーの出演が予定されている。香港シティホールと香港大学内のグランドホール等で計5回開催される予定となっており、今年は初めて、the Hong Kong Maritime Museumも会場として選ばれている。
室内アンサンブル演奏者
またコンサートと併せ、20以上のイベントがThe Asia Society Hong Kong Centerにて開催される予定だ。「聴衆によりコンサートを楽しんでもらうこと」を目的としており、the Nash Ensembleの元コンサートマスターでブリティッシュヴァイオリニスト、Leo Phillips氏が中心となり運営する(参加費は無料)。
イベントでは、フェスティバルに参加する奏者によるミニコンサート、オープンリハーサルやプレトーク、chamber musicについての解説、若者への演奏指導など内容も盛りだくさんだ。
「今年は新たに“クラシック音楽への理解”というキーワードも盛り込み、イベントを開催したい」と語るのはDennis Wu氏と Dr. Maureen Buja氏。聴衆が興味を持ってコンサートに臨めるよう、the RTHK Quartet、Evelyn Chang、 Euna Kim and Warren Leeといった、地元で活躍する奏者による楽器のデモンストレーションにも力を入れたい考えだ。また音楽初心者に向けた“A Listener’s Guide to Classical Music”も並行して開催する予定となっており、chamber musicファン全員に楽しんで欲しいという意気込みが感じられる。
コンサートチケットは、同フェスティバルのWEBサイト、もしくはURBTIX 、Tom Lee Music outletsで好評発売中。

場所: ・The Hong Kong City Hall
5 Edinburgh Place, Central
 ・Grand Hall, Lee Shau Kee Lecture Centre, The University of Hong Kong
LG/F, Centennial Campus, The University of Hong Kong,Pok Fu Lam Rd.
・The Hong Kong Maritime Museum
Central Ferry Pier 8 , Man Kwong St., Central
ウェブ:www.pphk.org
美女演奏家ピアノ奏者バイオリニスト

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