日本グッドデザイン賞！空間展示会「UDS×誉都思EXHIBITION」中環（セントラル）

2015/07/28

日本グッドデザイン賞　空間

私たちの生活で目にする機会が増えてきた「Gマーク」日本グッドデザイン賞。消しゴムから建築物まで、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、その指標として選ばれしデザインには「Gマーク」を与えてきた。その母体となっているのが1957年に通商産業省（現経済産業省）によって創設された「グッドデザイン商品選定制度（通称Gマーク制度）」であり、以来60年に渡り実施され続けている。ウェブサイトに記載されている受賞作品一覧を見てみると、この60年の間に利便性とデザイン性に優れた物が増え、人々が豊かになっていく様も感じ取ることができる。
そのGマーク受賞作品を集めた世界初のデザインショップが、昨年、セントラル(中環)の「PMQ」内にオープンした。アートシーンの熱いこの香港に、日本の良きデザインが集結した同店は、多くの国内外の方々にも注目を浴びている。販売兼ショールームとして80点ほどのアイテムを展示し、ギャラリーやデザイナーの方々のプロモーションの場所としても活躍をみせる。
今夏は、7月13日～8月22日の期間、日本グッドデザイン賞　３「UDS×誉都思EXHIBITION」と題し様々な空間をデザインしてきた「UDS」の展覧会を開催中。住宅作りからホテルの再建、「キッザニア東京」などの商業施設、オフィス作りなど「いいモノ」を創ることにベストを尽くし、社会的に多岐にわたる空間を手掛けてきた「UDS」。中でも、築33年の老朽化したホテルを再生したホテル「CLASKA」は、リノベーションのデザインホテルとしては日本の先駆けとも言われるほど。
今回の展示では、ホテルや商業空間にフォーカスし、「CLASKA」をはじめ、「ホテルカンラ京都」、「ホテルアンテルーム京都」、今年4月にオープンした「ホテルエディット横濱」や「グリッズホステルラウンジ秋葉原」などを、パネルやオリジナルプロダクト、イメージムービーなどを使用し紹介。また、2013年に中国北京で設立したグループ会社「誉都思」が手掛けたプロジェクトや、韓国、マレーシア、ミャンマーなどの海外実績なども展示している。
デザインに興味のあるなしに関わらず、オフィス作りに困っている方、部屋の空間作りにお悩みの方、一度訪れてみてはいかが？新たなアイデアやアイテムで空間作りが楽しく感じられる日はそう遠くはない！