キャノン主催「フォトマラソン2014香港」約2,300人が写真スキルと創造性を競う

2014/11/17

キヤノンフォトマラソン2014香港

今年で6回目の開催となる「キヤノンフォトマラソン2014香港(CPMHK)」が去る11月2日に香港コンベンションセンター&エキシビッションセンターで開催された。このイベントは写真愛好家のためのコンテストとして行われているもので、参加者は各年のスローガンのもと、当日出されたテーマに基づいて、時間内に撮影した写真作品を競い合う。撮影技術、創造性、そして忍耐力も要求されるコンテストだ。本イベントの応募者は回を重ねるごとに増え、今年はこれまでで最高の4,200人の応募があり、抽選で選ばれた約2,300人が参加した。

今年のスローガンは“Shoot for Hong Kong”で、「チャレンジ」「オープン」「オンライン」の3つの部門が設けられた。チャレンジ部門のテーマは、“To Treasure”、“Stay and Move”、“Window”の3つで、撮影時間は7時間以内。オープン部門のテーマは“Gadget”、 “Scenery and Mood”の2つで、撮影時間は5時間以内。また、会場から香港の街へ飛び出して撮影をする、この2部門にはチェックポイントが設けられた。チェックポイントは、文化的に重要な歴史的建造物・文化をテーマに、香港の古きよき街並みが残る「土瓜湾(トッグァーワン)」などに設置。イベントを主催するキャノンは「このイベントは、今も残されている文化的建造物や街並みの大切さを理解してもらうことも目的のひとつ」と語る。

オンライン部門は今回新設された部門で、当日ネット上で課題を発表し、参加者は夕方の6時までにネットを通じて作品を提出する。これまでとは違った楽しみ方ができる部門の設置も、応募者を増やすきっかけとなったようだ。

このイベントは、台湾、フィリピン、シンガポール、マレーシアなど10の国と地域で開催されている。今回のイベントのチャレンジ部門とオープン部門で金賞を獲得した参加者は2015年に台湾で行われる「キヤノンフォトマラソン台湾」で香港代表として参加する。

香港写真撮影隊香港で写真撮影

キヤノン香港

ウェブ:www.canon.com.hk

Pocket
LINEで送る