香港サッカー 楽山孝志が育成年代のコーチング業を開始

2014/10/20

楽山孝志が育成年代のコーチング業を開始

日本、ロシア、中国でプレーして、昨季の中国2部リーグ深セン紅鑽でのプレーを最後に現役から退いた楽山孝志氏。引退後も深センにそのまま留まり、育成年代のコーチング業を開始している。
「TOTAL COMMUNICATION FOOTBALL 楽山足球塾」
深センに在住する現地の少年少女たちを対象としたサッカースクールで、楽山氏自身がヘッドコーチを務め、現地のアシスタントコーチ陣と共に、中国語による指導体制を整えている。
10月12日の日曜日、筆者は楽山足球塾の会場のひとつである福田区の下沙公園足球場を訪れた。スクールの開始を待ち切れない少年少女たちの歓声と、会場に響く軽快な音楽が融合して、ここは本当に深センなのか?と錯覚してしまいそうな雰囲気に包まれていた。定刻の朝8時45分に集合のホイッスルが鳴り響くと会場の雰囲気は一変。日本語の「おはようございます!」の挨拶から少年少女たちの歓声は止み、楽山氏の朝礼からスクールは始まった。小学生の低学年、中学年、高学年の約50名を分割。それぞれの年代別メニューを同時進行しつつ、楽山氏はすべてのメニューを巡回指導する為に走り回り、そして指導の言葉を発し続けていた。1時間15分という短かい時間の中で実に濃密なメニューをこなしていた。まだちょっと難しいのでは?と思うような場面もあったが戸惑うのは最初だけ。楽山氏の指導は本当に分かりやすいのだ。
楽山氏は現役時代に、名将と呼ばれる指揮官の元で指導を受けてきた経験がある。イビチャ・オシム、ミハイロ・ペトロビッチ、そして最後にフィリップ・トルシエという豪華三本立てだ。名将たちのトレーニングメニューを、実際に選手の立場で経験してきた人物が、少年少女たち向けのメニューを作り、自らが指導を行なうだけでも充分に価値があるのだが、楽山氏はそれをすべて中国語で行なうのだから恐れ入る。
筆者も中国と香港の滞在歴が年明けには20年目を迎える。日常の言語に英語、中国語、広東語が深く介在しているので、気を付けなければスルーしてしまいそうな事なのだけれど。ジェフユナイテッドのあのロン毛の楽山が(失礼!)今こうして筆者の身近なところで、何の因果か中国人の少年少女たちの指導をしているのだから、世の中とは本当に分からないものだ。楽山足球塾を巣立った少年少女たちの中から、やがて日本の前に立ちはだかる選手が現われるかもしれない。その時は筆者もその選手に心からの声援を送る事ができるだろう。楽山足球塾の大成功を願ってやまない。
TCF楽山足球塾ホームページ:www.tcfclub.net
≪つづく≫

文/池田宣雄(香港サッカー協会 賛助会員)

楽山孝志が育成年代のコーチング業を開始 コーチング風景 楽山孝志の指導の様子

 

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