五輪真弓、32年ぶりの香港コンサート開催！ - 映画・音楽・芸術・アート投稿

80年代、歌謡曲「恋人よ」などが大ヒットしたシンガーソングライター五輪真弓。お父さん世代ならその名を知らない人はいないだろう。日本のみならず東南アジア各地でヒットを飛ばした彼女は、ここ香港でも根強い人気を誇る。「リバイバル」、「恋人よ」、「残り火」、「恋愛ともだち」、「一葉舟」などは、香港の歌手による広東語のカバー曲も発売されており、若い世代にも知られた存在だ。

そんな彼女が、7月15日、香港コンベンション＆エキシビジョンセンターにてコンサートを行った。出産、育児などのために音楽活動をセーブしていた彼女。香港でのコンサートは何と32年ぶりとなった。

当日は彼女を一目見ようと多くのファンが駆けつけた。一般客のほかに、彼女を慕う香港のアーティストも多数来場。多くの五輪ソングをカバーしてきた香港人有名歌手・徐小鳳は、ステージに姿を現した五輪にバラの花を贈り歓迎した。

ライブ冒頭、「香港嘅朋友，大家好，我係五輪真弓（香港の皆さん、こんにちは。五輪真弓です）」と流暢な広東語で挨拶した彼女は、香港でも人気の高い「一葉舟」、「恋人よ」、「リバイバル」、「残り火」を歌い上げた。さらにアンコールでは「恋愛ともだち」と、新曲「花のように」も披露。会場はいまだ衰えぬ彼女の美声に酔いしれた。今回のコンサートはデビュー40周年を記念したツアーの1つで、香港は海外で唯一の開催地。しかもこのツアーのラストライブということもあり、会場は大いに盛り上がった。

コンサート前の記者会見では、32年前のコンサートを扱った香港マスコミ記事も展示された