2023年 3月 香港イベント情報

2023/02/22

アート月間の3月!ほかにもイベント目白押し

さあ、ついに通常運転が始まる予感。大型イベントも続々本格再始動か!?ということで、次月に開催される主なイベントを毎月ご紹介するこのコーナー。
今年は思いっきり香港を満喫しよう!

香港のアート市場はいまやロンドン、ニューヨークと肩を並べるほどの規模。この小さなエリアが、アジアのアートハブとなっている。特に3月は芸術イベントが集中するアートマンス。どのジャンルにもアジア最大級の文字が並び、世界中からアート作品やコレクターが大集結する。
ほかにも海外から有名ミュージシャンが集まる香港最大の音楽フェスや、言わずと知れた7人制ラグビーのプレミアトーナメント、香港セブンズなど、とにかく3月はワールドクラスの催しが盛りだくさんだ。

 

パフォーマンス漬けの1ヶ月
第51回香港芸術節 ~3月19日
約1ヶ月に渡り、世界中から集まったトップアーティストたちが演目を披露するアジア最大級のパフォーマンスの祭典「香港芸術節(香港アートフェスティバル)」。ジャンルは、オーケストラ演奏、ダンス、演劇、広東オペラなど多岐に渡る。1 (4) ここ数年、演目キャンセルやオンラインのみのパフォーマンスが目立ち、ライブで見ることのできるプログラム数の少なさが感じられたが、今年は著名アーティストも続々来港中。3月に予定されている演目の中で注目の人物は、バレエ界のスーパースター、ナタリア・オシポワや、「途方もない才能を持つ」とニューヨーク・タイムズで紹介された鬼才オルガン奏者、キャメロン・カーペンターなど。現在、香港各地で開催されている同祭典。ライブで見てこその迫力ある演劇や演奏を、今年はどうぞ、その目で、その耳で、体全体で、感じてみて。
また現在メタバース内で、世界的建築デザインスタジオMCGなどと提携し、香港初のメタアートシアターを建設中。完成すれば新たな方法でアートに触れることができるようになる。
www.hk.artsfestival.org

 

5年ぶりに開催!香港最大の野外フェス
第51回香港芸術節 ~3月19日Clockenflap 3月3日~5日
2 (4)2018年を最後に中止が続いていた香港最大の野外音楽イベント「Clockenflap(クロッケンフラップ)」。過去には、SEKAI NO OWARIや水曜日のカンパネラ、Love Psychedelicoなどが出演したことで日本でも話題となり、日本人にとっていちばん身近な海外フェスとして知られる存在となった。
今年出演の注目アーティストは、UKロックシーンの最高峰「Arctic Monkeys」や、グラミー賞獲得のインディー・ロックバンド「Phoenix」など。また日本からは、紅白3年連続出場中の「milet(ミレイ)」、世界で最も聴かれている日本人ロックバンドと呼ばれる「MONO」、昨年、初の全国ツアーを行ない、今後の活躍が期待される3人組オルタナティブ・ロックバンド「羊文学(ひつじぶんがく)」が出演する。
中環の金融街をバックに、心地よい海風を受けながら、大音量、大スクリーンで生の演奏と歌声に酔いしれよう!
www.clockenflap.com

 

期待の若手監督作品に出会えるチャンス!
第47回香港国際映画祭 3月30日~4月10日
3 (4)1977年に始まり、映画関係者にとってアジア進出の登竜門といわれる「香港国際映画祭」。例年、アジアやヨーロッパ、アメリカなど世界約50ヶ国から280本を超える映画が出品され、それらをいち早く観賞することができる。世界的な話題作だけでなく自主制作映画も上映され、今後期待の若手監督がここで発掘されることも。ただ映画を上映するだけではなく、併設マーケットや様々な関係イベントも催される一大祭典となっている。
www.hkiff.org.hk

 

このイベントなしに3月は語れない
Art Basel Hong Kong 3月23日~25日
アートイベントといえば必ず名前が上がる一大芸術展「Art Basel(アートバーゼル)」。1902年創刊の世界的アート雑誌「ARTnews」の日本版で「2023年に必見の世界のアートフェア」のひとつに選出されるなど、今年は数年ぶりのほぼ通常通りの開催ということもあって、これを目当てに各国から多くの人が集まることが予想される。8 32の国と地域から177組が参加する今年のアートバーゼル。アノマリー、ミズマ、ナンヅカなど日本を代表するギャラリーのほか、世界の名立たるメガギャラリーが名を連ねている。また今年は2019年以来となるエンカウンターズ部門が復活し、大型作品が揃うことでも注目されている。
www.artbasel.com/hong-kong

 

アートバーゼルのサテライトフェア
Art Central 3月22日~25日
アートバーゼルと同時期かつ同場所の開催でサテライト的位置付けながら、見応えは十分で、今や香港の大型アートイベントのひとつとして定着した「Art Central( アートセントラル)」。日本を含め、アジアの若手アーティスト作品が数多く出展される。絵画や彫刻などのほか、近年注目されている体験型アート作品も並ぶ。
www.artcentralhongkong.com

 

五輪の切符をかけた白熱の戦い
Cathay/HSBC Hong Kong Sevens 3月31日~4月2日
オリンピックの正式種目にも採用されている7人制ラグビーの国際大会「香港セブンズ」。昨年11月には3年振りとなる男子大会が香港スタジアムで開催され、オーストラリアがフィジーの7連覇を阻止する逆転劇を見せ大いに盛りあがった。今シリーズは上位4チームがパリ五輪2024年大会へと進めることなどから、いつにも増して白熱した戦いが予想されるが、さらに香港の男子チームと女子チームが初めて並んで登場することからも注目が集まる。7 また香港大会での見もののひとつになっているのが、観戦者のコスプレだ。なかでも自由席は、仮装していない観客を見つけるのが難しいほど、みな個性的な仮装で応援を楽しんでいる。衣装は持っていないけれど、このユニークな観戦に一緒になって参加してみたいという人のために、会場内にはフェイスペインティングのブースも用意。試合以外の時間には様々なショーやパフォーマンスが行われ、お祭り気分をさらに盛り上げてくれる。ルールがよく分からなくても、会場の熱気に包まれればきっとあなたもハマるはず!
www.hksevens.com

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