5年ぶり！香港最大の野外フェス「Clockenflap」中環

2023/01/25

音楽フェス好きにとっては待ちに待った一大イベントが、もう間もなく開催される。2018年を最後に、社会情勢の影響などにより中止が続いていた香港最大の野外音楽イベント「Clockenflap（クロッケンフラップ）」。音楽漬けの3日間を過ごすことのできるこの祭典には、世界各国の著名ミュージシャンが集結する。過去には、SEKAI NO OWARIや水曜日のカンパネラ、Love Psychedelicoなどが出演したことで日本でも話題となり、日本人にとっていちばん身近な海外フェスとして知られる存在となった。
中環の金融街をバックに、心地よい海風を受けながら、大音量、大スクリーンで生の演奏と歌声に酔いしれることのできるこのフェス、今年の出演アーティストを一部ご紹介しよう。

注目アーティストはこちら！
Arctic Monkeys
UKロックシーンの最高峰「Arctic Monkeys（アークティック・モンキーズ）」。2006年にイギリスで発表した1stアルバムは発売初週で36万枚を売り上げ、全英初登場1位を獲得。当時の最速売上記録を更新した。さらに翌年発売された2ndアルバムも全英1位、全米でも7位と、一気に世界的アーティストへと上りつめた。

Phoenix
フランスが生んだ至高のインディー・ロックバンド「Phoenix（フェニックス）」。過去、グラミー賞にて最優秀アルバム賞を獲得しているが、これは同賞が設立されて以来、初の英語圏外アーティストによる受賞として当時話題となり、その音楽性の高さが注目された。

FKJ
デビューアルバムを出した2017年公開のミュージックビデオ「Tadow」は再生回数4億回を超え、いまや世界中の大型フェスに引っ張りだことなった若き天才マルチプレーヤー「FKJ（エフケージェイ）」。母国フランスだけでなく、イギリスでもチケットが数秒で売り切れるほど、世界の注目を集めている。

Tyson Yoshi
ヒップホップ、R&B、ソウルとジャンルにとらわれないリズムで、英語と広東語をミックスした歌詞を歌い上げる新進気鋭の香港人シンガーソングライター「Tyson Yosh（タイソン・ヨシ）」。2018年のデビューから瞬く間に注目を集めた彼は、香港の音楽シーンを背負って立つ新世代シンガーのひとりと言われている。イギリスや台湾などでもツアーを行うなど、世界を視野に入れている若きエース。

日本からは以下のグループが出演予定
アメリカを活動拠点としワールドツアーは年間150本、世界で最も聴かれている日本人ロックバンドと呼ばれる「MONO」、ソニーミュージック所属のシンガーソングライターでNHK紅白歌合戦にも3年連続で出場している「milet（ミレイ）」、昨年、初の全国ツアーを行ない、今後の活躍が期待される3人組オルタナティブ・ロックバンド「羊文学（ひつじぶんがく）」などが登場する。
ほかにも世界各地から注目のアーティストが一堂に集う同イベント。久しぶりに帰ってきたこのフェスで、音楽への情熱を爆発させてみてはいかが？

3月3日～5日
前売券（3月3日まで購入可能）
1日券：大人HKD1,080（HKD1,180）、学生HKD680（HKD780）
3日パス：大人HKD1,620（HKD1,720）、学生HKD1,180（HKD1,280）
※12歳以下無料
※（）は当日券価格
Central Harbourfront Event Space, 9 Lung Wo Rd., Central