陽極まると陰となる

上海で出逢い、かれこれ8年。
2500年前の中国で生まれた東洋哲学「陰陽五行思想」の命術、
つまり帝王學STRを学び続けております。

これがね、めちゃくちゃ深いっ！！

陰陽五行思想と一口で言っても、東洋医学、鍼灸、風水、太極拳などの
武術、道教も含まれる壮大な哲学なのです。

この真理に触れるたび、
「おおおーーー！！　そうだったのかーーー！！！なるほどーーーー」
と感動し、魂が震えます。

私の魂の役割は「長老」なので、
それを知るためにこの世に生まれてきたのかもしれません。

「陰陽思想」これだけでライフワークになるほど奥深いのですが、
物事の事象で捉えると、見えているもの、結果が「陽」、見えていないもの、過程が「陰」。
この2つが絶妙なバランスをとりながら存在しています。
どちらがいいとか悪いとかでなく、どちらも大切なのです。

例えば、「受験に合格しました」みんなそれだけを切り取って、
「よく頑張りました」「おめでとう」ともてはやします。
するといつしか、その「陽」の結果が一人歩きして、
本人もそれまでの苦しかったこと、泣きながら頑張ったことも忘れて、
「自分はすごい！　賢い！」と調子に乗ります。

「陽」のあとには「陰」
成功した喜びは束の間、
また先の見えない準備期間の「陰」がやってくるのです。

「陽極まって陰となる。陰極まって陽となる。」

結果が出ないときは、やがてやってくる「陽」に備えて
「陰（準備期間）」を味わい尽くす。
逆に、結果が出たら、調子に乗らずにやがてやってくる「陰」に備えて、
陰転しないよう「陽（結果）」を大切に味わう。

すると陰陽が流れていきます。
いい結果がやってきたら「これは！！永遠！！！」と思いたくなるもの。

けれど世は無常。
全ては移ろい、変化していきます。
同じことが続くことはありません。

その次に来る「陰（準備期間）」に備えることができれば、
どんなときも平常心を保つことができ、結果に一喜一憂することがなくなります。

気持ちの浮き沈みに振り回される
イライラ、鬱々から抜け出したい
何に対してもやる気が起きない
将来が不安

そんなあなた。

2500年続く叡智は真理を教えてくれます。
学べば学ぶほど生きることが尊く感じます。
陰陽五行学に触れてみませんか？

 Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪
zets_ppw@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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