カバーストーリー 2022年4月第2週号「今年のイースターはどう過ごす?」

2022/04/13

スクリーンショット (915)来たる4月17日はイースター(復活祭)の祝日。15〜18日の4連休でキリスト教のイベントではクリスマス(生誕祭)についで大切な祝日だ。
が、香港歴の浅い編集Bはイースターって何? なんでこんなにお休みなの? もうさんざん子どもの学校はお休みなんだからオンライン授業やってくれないかな、なんて勝手極まりない考えを少し抱いてしまった。。。香港て本当に休日多いよな、ブツブツ笑
スクリーンショット (916)話をもとに戻そう。イースターはキリストが十字架にかけられ処刑された日(キリスト受難の日)から3日目に復活したことをお祝いする日。ひよこが卵の殻を突き破って生まれてくる様子が、キリストの復活になぞらえることから、イースターエッグは復活のシンボルとされてきた。教会ではキリストの復活を喜び礼拝が行われ、このイースターエッグが配られるという。そして、イースターエッグを飾ったりデコレーションするのもこの祝日ならではの楽しみといえる。
また、たくさんの赤ちゃんを産むウサギは多産という意味合いで命の象徴とされてきたという。そのかわいらしい見た目や、やわらかなそうなフォルムも安心感や優しさを見る者に与えてくれる。イースターバニーがイースターエッグを運んでくる昔からのストーリーも、なんだか心が温まる伝説だ。
今では宗教的な意味合いよりは春の訪れを祝う行事として定着しつつあるイースター。せっかくの休日は、卵をカラフルにペイントして楽しむもよし、お家や公園でエッグハントに興じるのもよし、お部屋を素敵にデコレーションしたり、お子さんとかわいいエッグおにぎりやバニーおにぎりをこしらえるもよし。少し大人なイースターを過ごしたい方は、春のお花見に足を伸ばしたり、春色のカラフルな食材を取り入れたちょっとおしゃれな食事をしたり、とにかく新しい季節の始まりを(香港ではすぐ暑い夏がやって来るけれど。。。)謳歌してもらいたい。図2図3
また、香港の一部ホテルでは、イースターパッケージとして特別なひとときを提供してくれるプロモーションも多数ある。今からでも問合せてみる価値ありだ。陽気がよくなってきた香港で、春らしい華やかな気分になるイースター、ぜひ思う存分楽しんで。くれぐれもイースターって何? なんて言わぬように! (PPW編集部 B)

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