香港マダム気分!贅沢気分になれる注目スポット

2021/04/07

第1回  昨年12月にオープンした噂のホテル「The Hari」

 

 香港で唯一、2020年以降にオープンしたラグジュアリーホテル「T h e  H a r i」。この4月から、お得な宿泊プラン「Staycation by The Hari」の提供が始まったと聞き、さっそく体験してきました!

 The Hari

 

 「The Hari」と聞いてまだピンと来ない人も多いのでは? まずはその歴史から。「The Hari」を創設したのは、5代続けて香港に住む有名実業家のハリレラ一族。ホテル投資や開発を手がけ、現在では15のホテルを所有するハリレラ・ホテルズが、初めての自社ブランド「The Hari」をイギリスにオープンさせたのは2016年の事でした。今回の香港の開業で2軒目となる、まさにホテル界が注目する期待の新星が「The Hari」なのです。

 銅鑼湾と湾仔の中間、香港らしいとても賑やかなエリアに建てられたホテルは、外壁の一部に植物が植え込まれた、まるで自然と融合したかの様なユニークな外観が印象的。エントランスに到着し、車から降りると、たくさんのスタッフが笑顔でお出迎えしてくれました。とってもフレンドリーで、色々と話しかけてくださったのがとても好印象。

ローリー・スレーター氏と記念撮影 マスクなし

 

 ロビーに入ると、なんと総支配人のローリー・スレーター氏とお会いする事ができました。イギリスご出身で、まさに英国紳士という感じの素敵な方なのですが、実は香港の前は日本に住んでいたそう。日本が大好きで、ぽけっとページウィークリーの記者が滞在すると知り、「こんにちは!」とご挨拶に来てくださいました。日本の皆さまをお迎えするのを、とても楽しみにしていらっしゃるそうです。

 
「ザ・ラウンジ」のソファーブース

 

 彼がおすすめするのが、フロントに隣接した「ザ・ラウンジ」。多文化が混じり合った様な、どこかエキゾチックな雰囲気ですよね? 随所に展示された書籍や美術品の数々は、ロンドンにある「The Hari」の雰囲気とよく似ています。それもそのはず、「The Hari Hong Kong」は、「The Hari London」も手がけた、国際的な建築家のテラ・バーナード氏が、ロンドンの魅力とエレガンスをそのままに、活気あふれる香港のエネルギーとダイナミズムを取り入れたデザインに仕上げたのだそう。インスタ映え必至のソファーブースも、「TheHari London」のバーからインスピレーションを受けているとのこと。心地の良い空間で総支配人とお話し、お部屋へ期待感が高まったところで、いざチェックイン!

 

(写真4)プレミアムコーナールーム

 

 今回私が滞在したお部屋は、湾仔や金鐘の景色が望めるプレミアムコーナールーム。ホテル全体の賑やかな雰囲気とはまた違い、木を基調に自然色でまとめられた落ち着いた雰囲気で、まさにステイケーションにはうってつけのお部屋。アクセントに飾られたカラフルな写真が遊び心を演出します。

 

The Hari オリジナルアメニティ

 

 私のお気に入りは、大きなレインシャワーと大理石がゴージャスな気分にさせてくれる、シャワールーム。アメニティのシャンプーやシャワージェルがとても良い香りで、リラックスできました。これは、ジャスミンやオレンジなどを組み合わせた「The Hari」オリジナルの香りなのだそう。

 

(写真7)洗面台

 

 また、洗面台にある鏡やワードローブには、真鍮のパーツがはめ込まれていて、スタイリッシュなお部屋の中に、アンティークな雰囲気が絶妙にちりばめられていました。非日常の雰囲気に酔いしれつつ、この日は就寝。

 

(写真8)「Lucciola」内観

 

 ホテルの美味しい朝食は、ステイケーションの醍醐味ですよね。この宿泊プランには大人2名分の朝食が料金に含まれているのが魅力です。シックな雰囲気のイタリアンレストラン&バー「Lucciola」で、なんとメニューは10種以上から好きなものを選べます。

 

エッグスベネディクト

 

 私は定番のエッグスベネディクトを注文しました。サクサクのマフィンにカナディアンベーコン、そしてトロトロ卵と濃厚なオランデーズソース…まさに王道の美味しさです! 大きな窓から差し込む朝日を浴びながら、優雅な朝食の時間を過ごすことができました。

 ホテルでの美食体験はこれだけでは終わりません。実は宿泊プランには、朝食とは別にHKD400のダイニングクレジットが付いています。クレジットを利用して、朝食会場でもある「Lucciola」で伝統的なイタリア料理をいただくか、はたまたお部屋でインルームサービスを注文してゆっくりとプライベートなディナータイムを過ごすか…とても迷ったのですが、私はチェックアウト前に日本料理店「Zoku」でランチをいただくことに決めました。

 

(写真10)「Zoku」内観

 

 「Zoku」は漢字表記で表すと「族」、皆で集う社交の場をイメージしています。折り紙の様な不思議な形の天井など、随所に伝統的な日本らしさはあるのですが、ピンクの色調やカーキ色のベルベットのソファなど、モダンな遊び心が混ざり合う楽しい店内。香港のヤング・セレブと思しき方達が楽しそうに食事会を開いていました。

 

(写真11)Sashimi Chirashi ライターあり

 

 お料理は、NOBUの松久信幸シェフの元で修行を積んだフィリップ・パックシェフ率いるチームが、伝統的な和食を現代風にアレンジ。これは期待できそうです…! ランチにおすすめのお料理をお願いしたところ、運ばれてきたのは「Sashimi Chirashi」。日本の伝統美と現代のエッセンスが融合したかの様な、美しい盛り付けに思わず胸が高鳴りました。食材を混ぜ込む伝統的なちらし寿司ではなく、酢飯の上にセンス良く刺身を盛り付けたスタイル。「Sashimi Chirashi」というメニュー名の通り、新鮮なお刺身一つ一つをじっくり堪能できる新感覚の逸品でした。

 

Tsundoku

 

 また、店内にはバーカウンターもあり、和にインスパイアされたクリエーティブな6種のカクテルがラインナップ。私は「Tsundoku」をいただきました。「積読」という言葉、日本人でも頻繁には使わない単語ですよね? 手に入れた書籍を読み切れず、自宅の机などに積み上げてある状態のことです。この言葉を聞いて、ホテル内の随所にディスプレイされた、おしゃれな書籍を思い出し、そういう事かと、笑ってしまいました。飲んでみると、大吟醸をベースに、桃や生姜が効いた女性にも飲みやすいお味。

 宿泊プランの特典で、レートチェックアウトを手配していただけたので、チェックアウト前にすっかり口福の時間を過ごせました。日本人の皆様にもぜひおすすめしたい日本料理店です。ちなみにこちらには、広々としたテラスもあり、大人数でのパーティーが可能になったら、貸し切りのパーティーに最適な空間。早くそんな日が来ますように…と願いつつチェックアウトの時間を迎えました。

 モダン一点張りでなく、遊び心が満載でどこか温かみのある空間に、フレンドリーなおもてなし。さらにスペクタクルな美食体験が楽しめるホテルとあって、チェックアウトの頃にはすっかり日頃の疲れが癒されていました。しばらくこの余韻に浸っていたい…そんな気持ちにさせられる、これぞ都会のオアシスと言えますね。

 


The Hari Hong Kong
住所:330 Rd., Wan Cha(i ZOKU2F)
電話:(852)2129-0388
時間:ZOKU 月~日ランチ12:00~14:30 、
ディナー18:00~22:30、バー12:00~24:00
メール:askme@thehari.com(ZOKU:zoku@thehari.com
ウェブ:www.thehari.com

宿泊プランStaycation by The Hari
提供期間:2021年6月30日迄
価格:HKD1,400~(別途サービス料10%)
予約サイト: http://bit.ly/thhkeasterroom2021
内容:一般客室またはスイートでの宿泊一泊、朝食2名分、HKD400ダイニングクレジット(イタリア料理 Lucciola、日本料理 Zoku、インルームサービス、ミニバーで使用可能)、レートチェックアウト(チェックアウト時間は客室タイプにより異なる。要問い合わせ)

 

Writer profileクマール みな美
香港在住コラムニスト。元ザ・リッツ・カールトン大阪の広報・マーケティング責任者。

2019年より香港へ移住。ラグジュアリーホテルやレストランを中心に、非日常を感じられるちょっぴり贅沢な香港のお出かけ情報を発信。

インド人の夫と国際結婚。1歳児の母。

 

 

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