お母さんは何もしないが大正解！

3兄弟がかわいい頃をすぎちゃった！
子育てサポーターkyouの三兄弟との物語。

長男との物語④

至る所で話してますが、我が家のいぶし銀長男くん。

彼は高3のとき38回遅刻しました。
あと2回で留年決定です。

その上、卒論提出3日前に20000文字書くところ
3000文字しか書けてなかった。

その時の担任ジョージ（なぜか外国人）から
お母さん呼び出されましたよ。

「あと3日で20000文字書けるとは思えません。
遅刻も合わせてほぼ留年確定です。」

けれど不思議ですねぇ。

私は彼なら書ける！そんな気がしていた。

元々文章を書くのは得意なはず。
気持ちの波に乗れなくて書けないんだろう。

そう思った私は彼に電話。

「あと3日だけど書けるよね？」
「うん。大丈夫。」
「やっぱりね、あんたは凄いわ！大物だわ！」

こんなめでたい会話をしたのを覚えてます。

子供には、3パターンあると思ってます。

① 側にいてフォローしてあげると伸びる「一緒」が大好きな子供
② 自分に負荷をかけて、小さな目標設定をこなしながら大きな目的に近づいていくストイックな子供
③ 大きな枠だけ決めてあとは泳がせる。ちょうどよいタイミングで「先褒め」するとモチベーションがあがる子供

長男は③だったわけです。

その後の追い上げは見事なものでした。
20000文字でいいところ、25000文字書き上げ、
彼の高校の卒論の模範として毎年全員に配られています。

留年判定会議にはかけられましたが、
学院長が彼の卒論を評価してくださり
無事に進学できましたとさ。

もしもあのとき
「おまえ！なにやってんのー？留学だってよー！いい加減にして！」
と騒いでいたなら、彼のモチベーションはだだ下がり。

卒論も書けず、間違いなく留年していたことでしょう。

つくづくね。思うのです。
「お母さんな何もしないが大正解！」笑

Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

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