マリリンのぶらグル巡り Vol.89

2019/05/08

お洒落でヒップなタイレストランでタイ料理に舌鼓！

「Soul Food Thai」

臨場感あふれるキッチンを眺められる店内

　タイ料理は日本人にも馴染みやすく絶妙な酸味と辛さのバランスが癖になる味。数種類のハーブや香辛料を使用した味わい深く、東南アジアの中で人気の高い料理。今回紹介するのは、ソーホーに店舗を構えるカジュアルタイレストラン「Soul Food Thai」。同店は、タイ・バンコクでなんとオーストラリア人オーナーがオープンした人気レストランの香港店。バンコクでは、本場のタイ料理のレストランにも負けないくらい美味しいと話題のお店。Ho Lee HookやMotorinoなどの人気レストランを展開している飲食グループBlack Sheep Restaurant Groupとタッグを組み、肩の力を抜いたカジュアルで親しみやすいタイレストラン。

　こじんまりとした店内は席同士の間隔が狭くなっていて、オープンキッチンからはシェフが勢いよく鍋を振るう様子を見ることができ、まるでバンコクの街中の屋台で食事をしているかのような雰囲気を味わうことができる。代表的なタイ料理の数々をはじめ、数多くのストリートフードにインスパイアされた料理の数々がメニューに並ぶ。

ビールと相性抜群の前菜「Fish Sauce Chicken Wings」

　まずは同店の看板メニューから紹介しよう。フィッシュソースでマリネして黄金色になるまでじっくり揚げた「Fish Sauce Chicken Wings」、食感とレモングラスの爽やかな味と香りが魅力のカシューナッツとレモングラスのサラダ「Lemon glass & Cashew Salad」は、ビールとの相性が抜群でおすすめの前菜。メインには、シェアして食べたいタマリンのソースで柔らかくなるまでじっくり煮込んだ「The Sticky Tamarind Ribs」。牛の頬肉のカレー「Gaeng Penang」は、濃厚な味でハーブの香りがたっぷり。仕上げに加えたココナッツミルクが辛さのパンチがありながらもマイルドな後味に仕上げている。

スパイシーサラダ「Smoked Duck and Shiitake Mushroom Larb」

驚くほど柔らかい「The Sticky Tamarind Ribs」

　白飯もいいが、同店の人気メニュー「カニのチャーハン」をメインに合わせて食べるのもおすすめ。カニの甲羅が大胆に盛られ、たっぷりとカニ身と炭火焼きのとうもろこしが入ったチャーハンは見た目も良く、味、食べ応えも良い。そのままでも十分美味しいが辛いフィッシュソースとハーブソースの2種類のソースでさらに味わい深い料理を楽しむこともできる。