マリリンのぶらグル巡り Vol.82

2019/03/13

ヘルシーで定評の美味しいモダンレバノン料理が魅力!
「Mama Marouf」

これとワインだけでもいけちゃう前菜盛り合わせ「Mezz Platter」

これとワインだけでもいけちゃう前菜盛り合わせ「Mezz Platter」

 

日本ではあまり馴染みのないトルコ、レバノンやイスラエルなどの中東料理。実は食べてみると意外にも日本人の味覚に合うと言われている。その中でもレバノン料理は、野菜を取り入れたメニューが豊富で欧米諸国では健康に良いダイエット料理として近年、女性やベジタリアンを中心に人気だ。ゴマ、レモン、オリーブオイル、ハーブ類、豆類ヨーグルトを使った料理が多く見られ、体の中からきれいになれる料理が多く、さっぱりとした味わいが楽しめる。香港では、国際都市であることからもちろんレバノン料理を楽しむことができるレストランがたくさんある。初めてなら伝統的なレバノン料理を味わって欲しいが、すでに数回試したというならぜひ近年注目を集めているモダンレバノン料理を試してほしい。

モダンレバノン料理を食べる方におすすめしたいのが、ケネディータウンのトラム沿いに店舗を構える「Mama Marouf」。こじんまりとしているが、オープン当初から絶大な支持を受けて安定した味とフレンドリーなサービス、そしてコストパフォーマンスに定評がある。同店オーナー、アレックス氏はレバノン生まれオーストラリアのメルボルン育ち。世界的にも有名なセレブシェフGreg Marouf氏を叔父に持ち、母親はオーストラリアのメルボルンで長年、レバノン料理レストランを経営、幼い頃から母や叔父の料理する姿を見て育った。幼少期はレストランのキッチンが遊び場だったという。幼い頃から飲食業界に入るのは当然の事だと彼は思っていたそう。そんな彼のお店は、オーストラリアのゆったりとしたカジュアルで肩の力を抜いた居心地の良い雰囲気の中、美味しいレバノン料理を楽しめる雰囲気になっている。

大振りのチキンをグリルした「Parmesan Crumbed Chicken Skewer」

大振りのチキンをグリルした「Parmesan Crumbed Chicken Skewer」

同店のメニューを紹介しよう。まずは前菜の盛り合わせ「Mezz Platter」。Hummus(ひよこ豆のペイスト)、Baba ghanoush(なすびのペイスト)、Cucumber and tarragon labne(ヨーグルトにタラゴンときゅうりを合わせてペイスト)。自家製のピタパンにつけて味わおう。中東料理で代表的な前菜「Traditional Falafel」は、外はサクッと中は柔らかくベジタリアンメニューだけどしっかりした味を楽しむことができる。メインにはチキン、牛肉、ラム肉などを玉ねぎとピーマンとともに串に刺してグリルした串焼きを。炭の香りが食欲をそそりご飯が進む味。シェフおすすめのメインにはスロークックしたラムショルダー肉「The Slow-cooked Lamb Shoulder with Baharat spices」を。肉は柔らかくクミンをはじめとする様々なスパイスが香る。

中東の定番前菜をアレンジした「Traditional Falafel」

中東の定番前菜をアレンジした「Traditional Falafel」

お肉がとても柔らかくスパイスが程よく効いた「The Slow-cooked Lamb Shoulder with Baharat spices」

お肉がとても柔らかくスパイスが程よく効いた「The Slow-cooked Lamb Shoulder with Baharat spices」

デザートにはレバノンの代表的なスイーツをバクラヴァをアレンジした「Baklava Sandwich」を。サクサクしたパイにコーヒーアイスクリームを挟みオレンジシロップをかけた甘さと苦さのバランスが絶妙。

苦味と甘さのバランスが良い「Baklava Sandwich」

苦味と甘さのバランスが良い「Baklava Sandwich」

 

さあ、さっそく今話題を集めるモダンレバノン料理を味わいにお店に足を運んでみよう。

 

 


Mama Marouf
住所:93 Catchick St., Kennedy Town
電話:(852)2817-3828
時間:月~木 18:00~24:00、金~日 12:00~24:00
フェイスブック:Mama Malouf

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