上環(ションワン)モダン飲茶カフェ「Man Mo Cafe」

2014/03/31

 

アンティークショップがモダン飲茶メニュー立ち並び、常に多くの観光客が訪れるノスタルジックな雰囲気が漂うシャンワン(上環)のキャットストリート(Upper Lascar Rd)。この通りを歩いていると目に留まるモダンな店構えの「Man Mo Cafe」は、すぐ近くにある人気観光名所である寺院「Man Mo Temple(文武廟)」から名前を取ったという。同店はスイス人オーナーのニコラスさんが切り盛りする、東洋と西洋のエッセンスをミックスした斬新かつモダンでユニークな飲茶を提供するカフェレストランだ。飲茶といえば香港を代表する食習慣の一つ。その飲茶のスタイルを残しながらも、フォアグラやトリュフなど西洋の食材を取り入れ、ひと工夫加えた新世代の飲茶として話題を集めている。
店内はグレーと白を基調にしたミニマルでモダンなインテリア。壁には香港の生活を映し出したローカルアーティストの写真が飾られており、はにかんだ笑顔でハンサムなスタッフが出迎えてくれる。テーブルには中国風デザインが施された食器が並べられ、店内のいたるところに東洋と西洋の融合を見ることができる。
今回は編集部オススメの人気メニューを紹介しよう。まずは、ハンバーガーのパンを焼豚包に見立て、豚肉の変わりに牛肉を使用し、レタスとトマトを加えた「バーガーのパン(Burgerbun)」。一口食べた後にソースを中に入れて食べる。見た目は焼豚包だが味はハンバーガーというギャップが面白い。また、溢れ出す肉汁とフォアグラがコクのある豊潤な美味しさを作りだしている「フォアグラ小籠包(Foie Gras Xiao LongBao)」は贅沢な味が凝縮した1品。「トリュフとチーズの餃子(Truffle Brie Dumpling)」はトリュフの香りにまず食欲をそそられ、口に入れるとチーズとトリュフの味がダブルで衝撃を受けたように広がる。お好みで岩塩を掛けると更に味わい深くなる。かわいらしい湯飲みに入って出てくるスープ、「ブイヤベース(Bouillabaisse)」には、ピリ辛なミニワンタンが入っており、凝縮された魚の風味が香る。さらに、イタリアのリゾットライスをチャーハンにアレンジした「鴨のフライリゾット(Duck Fried Risotto)」は、独特の食感を楽しめる。豚肉の代わりに使われているフランス料理のダックコンフィットの程よい塩気がアクセントとなっている。
食事の締めくくりには「香港レモンエッグタルト」と、通常はあんこが入ってるところにチョコレートクリーム(ヌテラ)を入れた揚げ餅を。
食べて驚き、ワクワクしながら贅沢で斬新な味を楽しめる同店に足を運んでみては?

Man Mo Cafe外観

 

Man Mo CafeMan Mo Cafe
住所:40 Upper Lascar Row(Cat St.), Sheung Wan
電話:+852-2644-5644
営業時間:ランチ12:00~15:00 ディナー18:00~24:00
フェイスブック:http://www.facebook.com/manmocafe

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