必食!香港のストリートフード・ガイド

2017/11/07

お財布に優しく、美味しい飲茶があるなど、香港のストリートフードの多様さ、レベルの高さは世界的にも知られており、それ抜きに香港を語ることはできない。今回はそんなストリートフードの世界をご案内しよう。

魚肉/豚肉焼売(シーウマーイ)
Siu_Mai
伝統的な飲茶の一品だが、街角で売られる魚肉/豚肉焼売(シーウマーイ)も、レストランで食べるものと同じくらい香港人の間ではポピュラーな食べ物。飲茶店で提供されるものほど凝った食べ物ではないが、街角で最も食べられている代表的な軽食の1つだろう。豚肉や魚のフィリングを薄い黄色の皮で包み、加熱して串刺しにして、甘めの醤油やカレーソースで味付けして熱々を召し上がれ。

卵ワッフル
Egg Waffle
街角でこの甘い香りに出会ったら、抗うことは至難の業。街角の屋台では、卵たっぷりの生地を型に流し込んで焼いた熱々を販売しており、チョコレートや胡麻、抹茶味などの他、斬新なフレーバーのものも続々と登場している。歩きながらでも食べやすい一口サイズで、カリッ、モチっとした食感と優しい甘さは、午後のスナックにぴったりだ。

臭豆腐
Stinky tofu
その強く独特の匂いが特徴の臭豆腐は、ストリートフードの王様とも言える存在。野菜などを入れた発酵液に数時間~数ヶ月漬けて作られた後、揚げ出し豆腐のように調理され、辛めのソースをかけて頂く。表面はカリカリ、中は柔らかでクリーミーな食感で、匂いさえ克服すれば美味しく頂けるはず。

カレーフィッシュボール
Curry fish balls
シーウマーイ同様、1950年代以降の香港で、おそらく最も伝統的なストリートスナック。滑らかで弾力のあるフィッシュボールは、竹の棒に5つほどが刺さっており、パンチの効いたカレーソースをかけて頂く。最近は100%魚で作られていることはめったにないが、是非食べてほしい一品。

腸粉
Cheung fun
発泡スチロール製のカップに入れられ、木の棒で食べるこの料理は、香港で最も手軽な軽食の1つ。蒸した米麺を伸ばして作られており、もちもちとした歯ごたえを楽しむことができる。プレーンな味わいだが、甘いソースやピーナッツソース、胡麻などで味付けして楽しもう。ちょっと変わった腸粉を試したければ、ピリ辛ソースもお勧め。

Pocket
LINEで送る