美味しくてヘルシー!香港の伝統的スイーツの世界

2017/10/31

香港には実に健康的で魅力的なスイーツが多数存在するが、あなたはいくつ試したことがあるだろうか。魅惑の香港スイーツの世界をご案内しよう。

豆腐花
Tofu pudding(豆腐花)
料理で使う豆腐とはひと味違うのがこちらのスイーツ。食感は繊細で柔らかく、透明なシロップ、ココナッツミルクまたは甘い生姜シロップなどと合わせて頂く。黒豆ペーストとミックスされたものも一般的。

Tangyuen
Tong yuen(湯圓)
中秋節や旧正月には伝統的に食べられていたもので、少量のもち米粉を水と混ぜ、中に黒ごまやピーナッツ、あんこ、フルーツペーストなどの、バリエーション豊かな甘いあんを詰めて丸い団子状にしたもの。温かいお湯や生姜のシロップに浮かべて召し上がれ。

桑寄生蓮子蛋茶
Sang ji sheung sweet soup(桑寄生蓮子蛋茶)
香港のローカルスイーツを語る上で外すことができないのがこちら。桑の葉茶にゆで卵と蓮の実が入っており、独特の優しい味がする。東洋医学では健康への効能が高いとされており、身体に優しいスイーツだ。

芝麻糊
Black sesame sweet soup(芝麻糊)
黒胡麻を使ったお汁粉で、中国全土やシンガポールでも人気の一品。炭を溶かしたような色合いに最初驚くかもしれないが、黒ゴマの美味しさを余すこと無く堪能できる。一部レストランではTong yuen(湯圓)と合わせた形でメニューになっている。

雙皮奶
Milk pudding(雙皮奶)
クリーミーで素朴な味わいが人気のミルクプリン。材料はシンプルに卵白と牛乳、砂糖のみ。商品名にもなっているが、表面に膜が貼っているのがこだわりの証だ。派手さはないが、温かくて滑らかなプリンを口に運べば、ほっこりお腹が温まる。

紅豆沙
Sweet red bean soup(紅豆沙)
じっくり時間をかけて作られた香港の”お汁粉”は、濃厚でクリーミーな味わい。街角のデザートショップで広く提供されており、冬の間の定番スイーツとなっている。豆は鉄分が豊富で、東洋医学の見地からすると陽の食べ物。美味しく食べて、身体を中から温めよう。

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