マリリンのぶらグル巡り Vol.8

2017/09/19

洗練された進化したコンテンポラリーポルトガル料理店が中環にオープン!

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エグゼクティブシェフのFabio氏

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白と青を基調にした爽やかな雰囲気の店内

中環(セントラル)のLKFタワーの9階にオープンして8年、マカオやポルトガルに行かずとも本格的なポルトガル料理が食べれるお店として長年愛されてきた「Casa Lisboa」が賑やかなウィンダムストリート(Wyndham Street)沿いの郵便局近くのビル2階へ移転して、同店のコンセプトやシェフ、メニューを一新したコンテンポラリーなポルトガルレストランバー「Casa Lisboa Portuguese Restaurant & Bar」として新装開店した。爽やかな白と青を基調にした店内は落ち着いた雰囲気で、ガラス張りの窓からは賑やかなウィンダムストリートを行き交う人々や車を眺めることができる。オープンキッチンからはシェフが料理を作っているシーンを見て楽しむことができる。フレンドリーなスタッフや温かみを感じる店内が料理をさらに美味しくしてくれる。

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甘さと酸味が絶妙な味の「Algarve Shrimp」

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A5グレイドのBBQグリルドビーフ

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同店自慢の「Duck Rice Lisboa Style」

今、ポルトガルで主流となっているコンテンポラリーポルトガル料理。香港やマカオでは伝統的な料理を提供するレストランがほとんどだが、もっと気軽にポルトガル料理とモダンに進化したポルトガル料理を楽しんでほしい、という思いで香港初のコンテンポラリーポルトガル料理店をオープン。伝統料理に合わせて新鮮な食材を使用してひねりを効かせたポルトガル料理を紹介する。カクテルメニューには、ポルトガルにインスパイアされた同店自慢のカクテルが並ぶ。ポルトガル料理と一緒に試してみてほしい。

グループシェフのJesus氏をはじめ、新たに数々のミシュランレストランで勤務経験を持ち、レストランのコンサルタントでもあるポルトガル料理の講師経験も持つFabio氏をエグゼクティブシェフに迎え入れて、ワンランク上の新感覚モダンポルトガル料理を紹介する。

まずは、前菜をいくつか紹介しよう。鶏肉の代わりにフランス産のウズラをグリルした「Piri Pri Quail」はローズマリーのアロマの香りが食欲をそそる。甘口のモスカテルワインでインフューズした「Portuguese Octopus Confit」は食感が柔らかく、マスカットのほのかな甘みを感じることができる。ポルトガル最南端のアルガヴェ地方で採れた新鮮なアルガヴェ海老を様々な種類のトマトで煮詰めたソースで絡めた「Algarve Shrimp」は海老の甘さとトマトの酸味が絶妙なバランスの一品。

もちろん伝統的なクラシックメニューも健在。ポルトガル代表料理の鴨肉と出汁で炊いたご飯にポルトガル産ソーセージをトッピングした「Duck Rice Lisboa Style」、表面はサクサク、お肉は柔らかく肉の味をダイレクトに味わえる「Suckling Pig Slow Roasted A Bairrada」は不動の人気メニュー。ポルトガルの国民食である白身魚バカリャウ(タラの塩漬けの干物)のフィッシュケーキ「Codfish Cakes」や蟹の甲羅に蟹の身とクリームで仕上げた「Portuguese Brown Crab Sapateria」はポルトガル産白ワインに合わせて楽しみたいメニュー。食事のお供にはお手頃で美味しいコクのあるフルーティーなポルトガルワインを合わせるのを忘れずに。

Casa Lisboa Portuguese Restaurant & Bar
住所:2/F., Parekh House, 63 Wyndham St., Central
電話:(852)2905-1168
時間:ランチ 12:00~15:00、ディナー 18:30~24:00
ウェブ:www.casalisboa.com.hk

Takasima
マリリン

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