ヘルシーなレバノン料理が味わえる「Maison Libanaise」がSOHOにオープン

2016/03/08

Maison Libanaise日本ではあまり馴染みのないレバノン料理だが、実は野菜を取り入れたメニューが豊富で、欧米諸国では健康によいダイエット料理として、近年女性やベジタリアンを中心に人気が広がっている。オリーブやオリーブオイル、レモンや胡麻、豆類をたっぷり使い、さらに香辛料やハーブをふんだんに取り入れたメニューが多く、たくさん食べても体に優しく、さっぱりとした味わいが楽しめる。一度にたくさん作ることが多いアラブ料理は必然的に作り置きが多くなり、食卓の上が色々な小皿で賑やかになることもしばしば。みんなで小皿をつつき合いながら楽しく料理を味わえるのが魅力の中東の伝統料理だ。 Maison Libanaise2

さて、そんなレバノン料理を香港で味わえる店がSOHOに新たに誕生した。ミッドレベルエスカレーター沿いにオープンした「Maison Libanaise」は1960年代のレバノンの首都ベイルートをイメージした外装とインテリアが特徴のレストラン。店内は3階建て構造で、グランドフロアがテイクアウェイがメインの「Le Comptoir」。カラフルな階段を上がった先の1階が座ってダイニングが楽しめる「Le Salon」。最上階がルーフトップでワインが楽しめる「La Buvette」となっている。

グランドフロアのLe Comptoirでは円形の平たいパン「ピタ」に包まれたラップサンドがいただける。コロッケのような揚げ物ファラフェルとアラブの香辛料サフランがくるまれた「Almond Falafel, Grilled Saffron ChilliChicken」や、ラム肉をヨーグルトで味付けした「SpicedYoghurt Roasted Lamb」はどちらもHKD58から。フレッシュなレモネードやスイカのジュースを片手に屋外ランチを楽しもう。

レバノン料理 エスニック料理

レバノンの代表的な前菜と言えばパンを様々なソースにつけて食べるメゼが有名だ。Le Salonでは胡麻ペーストにレモンジュース、ナス、ニンニク、パセリを加えた「ババガナッシュ(HKD48)」や、ヤギ乳と羊乳が混ぜられた塩漬けチーズ「ハルーミ(HKD78)」とともにいただける。メインにはアラブ伝統の胡麻ベースのソース「タヒニ」と胡桃(くるみ)、そしてパセリで味付けされた鯛「Sea Bream(HKD128)」、そしてデザートには塩キャラメル味の「Stick Date and Apple Cake(HKD48)」がオススメだ。

イスラム教徒が多い中東で、歴史的背景からキリスト教徒が国の約40%を占めるレバノンでは、アラブ料理とともにワインをいただくのもよく見る食卓の光景。「La Buvette」で楽しめる、レバノンの100以上のワイナリーから取り揃えたという自慢のワインリストはワイン好きなら一度はトライしてみたいところ。特に「Chateau Ksara 1990~2007」は稀少性も高く、数々の賞を受賞しているヴィンテージもの。中東ワインの魅力に触れる一夜を過ごそう。ml5

ソフトオープンした同店は現在グランドフロアのLe Comptoirと1階のLe Salonで営業中。2階のLa Buvetteは近日オープン予定だ。中東の異国情緒を味わうのにうってつけのレバノン料理。次の女子会、家族とのディナーにぜひ足を運んでみよう。

Maison Libanaise
住所:10 Shelley St., SOHO
電話:(852)2111-2284
時間:Le Comptoi(r グランドフロア)11:00~23:00
Le Salon(1階)11:00~15:00、18:00~23:00
ウェブ:http://maisonlibanaise.com.hk/

Pocket
LINEで送る