期間限定！ホテルビュッフェに韓国料理。尖沙咀の「Café on the PARK」ほか - 多国籍投稿

香港の大手不動産・信和グループが経営する「ロイヤルパシフィックホテル＆タワーズ」、「シティーガーデンホテル」、「香港ゴールドコーストホテル」にて、3月20日まで韓国料理が楽しめるビュッフェが楽しめる。
「Tastes of Korea」と名付けられたビュッフェメニューを考案したのは、ソウルで数々の料理賞を受賞するPilsun Namシェフと韓国食文化の専門家であるJia Choi Ph.D氏。それぞれの専門分野を活かして誕生した18種類以上の韓国料理やカクテルメニューの中から、いくつかのメニューを紹介しよう。
まず、韓国料理に欠かせないものと言えば、「キムチ」。ピリッと辛い味覚の中に甘さと酸っぱさが融合したキムチは、ユネスコ無形文化遺産に指定されており、韓国文化そのものといえる。その中でも湿気がある暖かな香港の気候に最適なのが、胡瓜を用いた「オイキムチ」だという。辛さとコクのある香りが食欲をそそる一品は、韓国のクラフトビールとの相性も抜群！
また、韓国料理には「五行思想」が多く取り入れられていることをご存知だろうか。その代表的な例として「ビビンバ」があげられる。19世紀の韓国料理本「Siuijeonseo」に初めて登場するビビンバは、ヒラタケ、ほうれん草、胡瓜、錦糸卵、人参をコチュジャンで混ぜたもの。それは伝統中国医学の「五臓六腑」に近いとされ、コチュジャンが血流を刺激し、体に発汗作用をもたらしているうちに、野菜が食欲と消化の援助をする身体によい効果をもたらす料理だとされている。そして、韓国風のり巻き「キンパ」もまた五行に基づく。柔らかくモチモチしたご飯に、胡瓜、人参、沢庵、炒めた牛肉の薄切りを入れて巻く彩り豊かなのり巻きは、明るい春のイメージにぴったりだ。
その他、韓国料理と共に期間限定のアルコールを味わってみてはいかが？ 韓国焼酎と梨、生姜、ライムジュースを混ぜた「Pear Crush (HKD88)」や、焼酎にトマトジュースを混ぜキムチをのせた「Kimchi Mary (HKD68)」、韓国のクラフトビール「7Brau (HKD25）」などを取り揃えている。同ビュッフェは、ホテルによって値段も時間も異なるため、あらかじめ予約をして訪れたい。

Tastes of Korean
期間：2月24日～3月20日
Café on the PARK
住所：2/F., Hotel Wing, The Royal Pacific Hotel & Towers, China Hong Kong City, 33 Canton Rd., TST
電話：(852)2738-2322
ランチビュッフェ（12:00～14:30）
月～金：大人 HKD278、小人 HKD208
土、日、祝日：大人 HKD358、小人 HKD258
ディナービュッフェ（18:30～21:30）
月～金：大人 HKD538、小人 HKD338
土、日、祝日、祝前日：大人 HKD578、小人 HKD378
Garden Café
住所：1/F., City Garden Hotel, 9 City Garden Rd., North Point
電話：(852)2806-4922
ランチビュッフェ（12:00～14:30）
月～金：大人 HKD238、小人・シニア HKD198
土・日・祝日：大人 HKD268、小人・シニア HKD238
ディナービュッフェ（18:30～21:30）
月～木：大人 HKD458、小人・シニア HKD328
金～日、祝日、祝前日：大人 HKD488、小人・シニア HKD358
Cafe Lagoon
住所：LG/F., Hong Kong Gold Coast Hotel, 1 Castle Peak Rd., Gold Coast
電話：(852)2452-8448
ランチビュッフェ（12:00～15:00）
月～金：大人 HKD248、小人 HKD188
土、日、祝日、祝前日：大人 HKD318、小人 HKD218
ディナービュッフェ（18:30～22:00）
月～金：大人 HKD528、小人 HKD298
土、日、祝日、祝前日：大人 HKD578、小人 HKD338